詩人:Ray | [投票][編集] |
ねぇ 好きだよ
あたし 今でもまだ
あなたのこと
大好きだよ
ねぇ いつでもいいよ
いつでもいいから
『やっぱり』って
思ったら
いつでも言ってね
ただ『彼女』が欲しいだけでもいいから
都合の良い女でも
かまわないから
いつでも
あたしのところへ
来てね
あたし 今でも
こんなにも
あなたのこと
大好きだから
ね、
あなたが好きだよ。
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思い込みかもしれない
とか
実は もう
だいぶ吹っ切れたのかもしれない とか
色々考えたりするけど
それでも 僕は
気付けば
君を 探してる。
君の居る街へ出掛けて
君の車を探してる。
二人思い出の歌を
口ずさみながら
自転車で二人乗りした
坂道を下りながら
ただ ひたすらに
君を想った。
君に 逢いたくて
君の中に
「僕」が居てほしくて
そんなことばかり
考えている僕は
やっぱり 確かに
まだ 君が好き。
辿り着くのは
いつも
そこなんだ。
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近づくのが 恐かった。
どんなに
可能性が見えても
どんなに
距離が近くても
いつか
突き放されてしまうんじゃないかって
そればっか
考えて
あなたに
歩み寄る事を
恐れてた。
あたしは
こんなだから
あなたも きっと
同じように
いつか あたしを
嫌になるんだって
思っちゃって
近づくのが
恐かった。
自信や信頼なんて
これっぽっちも
持ってないよ。
ただ
「未来」が
漠然と 恐いだけ・・。
この闇は
一生止まない。
どんなに
そばにいても。
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別れの数が増えるほど
『人を信じる事』が
出来なくなってく。
別れの数だけ
人は強くなれる
だなんて言うけど
そんなの嘘。
少なくともあたしは
どんどん
みるみるうちに
弱くなってってる気がする。
辛くない別れなんて
絶対無いから
その分
また 別れが恐くなって
出会いさえ
関わりさえ
恐れて 怯える。
そんな自分が
余計に 寂しくて
つまんない。
どうして あたしは
こんなに弱いんだろう。
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涙をこらえて
寝静まった
真夜中の町を歩いた。
何が 哀しいのか
何が こんなに
胸を締め付けるのか
何で こんなに
切ないのか
何も分からなくて
ただ
泣いちゃいけないと思って
必死にこらえて
歩いた。
ねぇ どうして
人は
辛いって知ってるのに
それでも
人を好きになるのかな。
不安になるばっかだってわかってて
どうして それでも
人が恋しいと
叫ぶのかな。
今 あたしの身体が
熱いのは
お酒が入ってるからじゃないよね?
ねぇ あたし
傷ついても
信じられなくても
それでも
あなたの事が
好きなのかな・・?
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こころの居場所が
わからなくなった。
僕は 確かに
君を好きだった。
本当に 大好きで
大切で
愛しくて
どんな事をしても
その気持ちを
守り続けたかった。
でも
君と過ごした時間は
『過去』となり
思い出は
ただの『記憶』となった。
永遠なんて
在るはずもなくて
僕は
頭の中
次第に かすんでく
君の姿を
しっかりと
捕まえておく事が
出来なかった。
忘れたいだなんて
これっぽっちも
思ってなかったのに
それでも
僕の頭の中は
塗り替えられていく。
君を 好きでいる事が
僕にとっては
あたたかな幸福だったのに
『君』は どんどん
居なくなってく。
こころの居場所が
無くなった。
ただ 僕は
君を
確かに 好きだった。
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ずっと一緒に居られたら。
そんな幸福な事
きっと
他には無いの。
あなたの隣で
あたしはいつも
笑ってて
優しく
だけど 強く
握り締めた手を
これから ずっと
離す事は無いんだな
って
当たり前のように
考えてた。
『運命』だなんて
そんな風に
飾る気はなかったけど、
偶然の出会い
だけど 必然的に
あたし達は
一緒に居るんだって
思ってた。
でも
いつの間にか
離れた手
あなたは
もう あたしじゃない
他の誰かを見てた。
哀しいとか
悔しいとか
そんなんじゃ
伝わらないよ。
ずっと
一緒だと
バカみたいに
思ってた。
『一緒に居られて
幸福だったよ』
なんて
言えない。
過去でも
現在でもない。
あなたの居ない
未来に
歩み出す意味なんて
無いの。
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もし 君が
僕を好んでくれるなら。
そんな夢みたぃな事
あるのかな。
君みたいな
楽観的で
毎日をただ楽しく
生きている人間に
僕なんて
到底似合いっこないから
君の隣に
僕が並んだら
間違いなく
僕は
影になってしまう。
それを 僕は
嫌だなんて
拒んだりはしないけど
ただ
影のような僕の隣に
君が居る事が
僕には
許せないから
周りの目を 気にして
君の隣に居られる
勇気が持てない僕は
情けない男だね。
でも
もし 君が
そこで
『それでもいいよ』って
言ってくれたら
少しは
救われるのかな・・。
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繋いでた手が離れて
文字通り
別々の道を
歩き始めた 僕ら。
どんなに
時が経っても
もう二度と
僕らの道は
交わる事はないんだと
分かった。
これから お互いが
どんな道を辿るのか
誰と出会い
どんな恋をするのか
どんな形の
幸せを手にするのか
何も知らず
分からずに
同じ世界
同じ時代
だけど
別々の時間を
僕らは
それぞれに
過ごしてく。
君が
幸せになれるなら
それでいいと
僕は云ったけど
本当は 違う。
僕は
君の「幸せ」が
「僕」であればいいと
本当は ずっと
願ってた。
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君がいた。
僕の中には
いつだって 必ず
君がいたよ。
その日
嬉しかったり
失敗して落ち込んだり
したことがあると
伝えたいと思うのは
君で
いつだって やっぱり
僕の中で
『君』は一番だった。
あの場所も
この季節も
あの歌も
この髪も
全部が 全部、
『君』で
もう 戻らない、
終わった事なんだって
分かってるのに
この想いだけは
消えない。
涙も 枯れない。
ただ、君がいた。
君はもう
隣にはいないのに
ねぇ いつになったら
『君』は
僕の中から
いなくなってくれますか・・?