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Rayの部屋  〜 投稿順表示 〜


[281] Robot
詩人:Ray [投票][編集]

いつからだろう

『未来』が
闇と化したのは。



誰かが 隣に居る度

『幸せ』を願って


欲張って
しがみついて



放されて




孤独と寂しさに

心が傷んで



ついに『未来』は

光を 見失った。




幸せなんて
どこにも無いと

考えるようになって



人を信じる心も
失って



ただ
空っぽのロボットのように


毎日を
生きてきた。




だけど それでも


光を求める心は
そこに在って

幸せを見つけたいと
願う心も増して


信じる事を
忘れたくないと

もがくようになった。




『未来』は闇でも

まだ それでも
「暗闇」でもないから



一寸でも 光を求め


僕は きっと

また明日も歩いてく。





感情まで 見失った


ロボットには
なりたくないから。


2005/05/25 (Wed)

[282] 昔話
詩人:Ray [投票][編集]

誰かを想う気持ち

後になって
過ちだったと
気付いたりもする



そんな風にして

僕らは また
誰かを同じように
愛すから




君を想う気持ち


後になって
過ちだったと

思わないように



僕は 君を
愛していたい




後悔なんてしない

嫉妬や苦しみは
増すけれども



君を好きになった事



絶対
後悔なんてしない



絶対
忘れたりなんてしない



僕の中に
君がいた事



後になっても

微笑みに変わるように


2005/05/26 (Thu)

[283] 言葉
詩人:Ray [投票][編集]

『寂しい』と言って
泣いた君を

突き放す事なんて
出来なかった




重く のしかかるような君の気持ちを

受け止められなかった
僕がいたのは
確かだったけど




そんな風にして

感情をあらわにする君が



正直
羨ましいと思ったから




時に 言葉は
災いや疑惑をもたらすけど


こんなに 真っ直ぐで


心に伝わる言葉が

まだこの世界にも
在るんだと


君は 僕に
教えてくれた




僕は
君を抱きしめた


君は
ただ泣いていた



涙と一緒にこぼれた

君の愛の言葉は


この世界に存在する
どんな讃えられた物よりも


綺麗だと思った


2005/05/26 (Thu)

[284] 相談
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あたしがあなたに
伝えたいこと



何でか分からないけど
あなたからのメールを

バカみたいに いつも
待ってること




気付けば 町で
あなたの姿を
探してること




曖昧で 不確かな
こんな気持ち



自分でもよく分からないのに


それでも
何故だろう


あなたに
伝えなきゃって思うの




言葉に出来ない想いを

言葉にして伝えるなんて


きっと すごく
難しいと思うんだけど




まとまるのを待ってたら

チャンスを逃してしまいそうだから



5分でいいから
聞いてください



あなたに
伝えたいことがあるの


2005/05/26 (Thu)

[285] 『信頼』
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人を信じて 頼るなんて


やっぱり一番難しい。




当たり前のように
人を信じて


頼って


そしたら
あっさり 裏切られた



そんな経験
しょっちゅうだから



だから 余計に

人を信じて頼ること


忘れていく。




『信頼』なんて言葉



そんな不確かで
困難な言葉




いったい誰が
考えたんだろう?



あたしには 出来ない。



寂しい奴だって
逃げたって
思われたって
かまわない。



思い切って
信じた後に



傷付いて

涙するのは
もう嫌なの。


2005/05/26 (Thu)

[286] Dear...
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頭の中が
ぐちゃぐちゃで

今にもバクハツしそうなとき



まるで
僕の声が届いたかのように


手を
差し伸べてくれたのは

やっぱり
君でした。




本当に 驚いた。

テレパシーかと思って



やっぱり 僕には


君しかいないんだと
心の底から思った。




君の声は
不思議な程に

戸惑っていた僕を
安心させて


僕に 確かに
『安らぎ』を
与えてくれたね。




僕は 今までに何度

君に助けられただろう。



いくつ『ありがとう』を言ったらいいのか

見当もつかないけど




ただ

君がいてくれて



本当に良かった。


2005/05/28 (Sat)

[287] 君がいる世界
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こんな廃れた時代が
刻む時間は


なんとなく だけど
明らかに


生きる僕らの心を

蝕んでいっているよね




涙はいくつあっても
きっと足りなくて


憎しみや苦しみも
きっと減ることは無くて



覗いて見れば見る程に
醜く、汚い世界




だけど それでも


君が そうやって
僕の隣で笑うから




だから 僕は
もう少し
この世界に生きていたいと思う



君が『大丈夫だよ』って

躊躇いもなく
僕の頭を撫でるから



僕は もう少し

君の隣にいたいと思う




小さくて弱い 僕


だけど



君がいるだけで



強くなろうと思える




君が 笑うから
君が いるから


世界は少し
明るく映るから




僕は


生きていて良かったと
思える


2005/05/28 (Sat)

[290] RUSH
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今でも
時々 思い出すよ



あなたと初めて
手を繋いだときのこと



はぐれそうな人混みの中

あたしは懸命に
あなたの背中を
見失わないように

早足で歩いてた



そんなあたしに気付いたあなたは

手を後ろへ差し伸べて

「小さいんだから埋もれちゃうぞ」って
笑って
あたしの手を
引っ張ってくれた




「はぐれたら置いてくから。」とか
そんな冗談言いながら


ずっと
手を繋いで 歩いたよね



毎日 早足で過ぎ去る
時間の中で


どんな人混みに
紛れても



あの頃の
あなたの背中は

もう何処にも

見当たらないんだね




あたし達がはぐれたのは

人混みのせいなんかじゃなくて



手を繋ぐことを
いつの間にか

忘れてたせい




人混みに埋もれたって

あなたの背中が
あたしには見えたから


ちゃんと
歩いてられたんだよ




もし 今

あの頃に戻れるのなら



あたし


繋いだ手を
絶対放したりしないのに・・・


2005/05/31 (Tue)

[293] 
詩人:Ray [投票][編集]

自分を見失う程
人を愛せたら

それは きっと
幸福なこと



だけど 私には
それが出来なくて



『自分』より『相手』が大きくなってしまうことが恐い。


「あなたがすべて」とか

「あなたがいなきゃ死んじゃう」とか


そんなこと
本当は口に出来る位

人を愛してみたいけど



いつか失うのが
始めから恐くて

自分の気持ちを
制御する。



だけど 今


私は 確かに
あなたが恋しいから



この思いが
育ったら


そんな風になるのかな
って

そんなことばかり
考えちゃう。




沼にはまるのは
誰だって恐いよね?



もし 私がいつか
そんな沼にはまるなら


最後には
あなたが手を差し伸べて

救い出して欲しい。




本当は
『別にあなたが手を差し伸べてくれなくてもいいから』って

言いたいのに


見返りを探りつつ
歩いてる私は



なんて
卑怯なんだろうね。


2005/06/03 (Fri)

[294] コトバ
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思いを伝えるのは
どうしてこんなに
難しいんだろう。


『ずっと会いたかったよ』

『あなたのことばっか
考えてたよ』



きっと
その手に触れたくて

横顔をずっと
見ていたくて


離れたくないと
あたしは願う。



『本当はずっと
好きだったんだよ』ってただ 伝えるだけで
いいだなんて



あたしには 言えない。



答えが欲しい。

こっちを向いて
あたしを見て欲しい。




あなたを思うだけで

泣きたくなる程
恋しい気持ち


それが
あたしだけだなんて

嫌だよ。




人間はいつだって
醜いから

綺麗事や優しさだけじゃ


自分を保ってなんて
いられないの。




『これが最後になるなら
今、伝えたい』じゃなくて


本当は
あなたの口から


『また会える』って



言って欲しいの・・。


2005/06/04 (Sat)
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