詩人:Ray | [投票][編集] |
雨に濡れた匂い
晴れた日の涙
風の中の笑顔
月の下の温もり
落ち葉の足跡
真夜中の告白
乾いた声
ぜんぶが染みついて
はなれない。
恋ってこんなに哀しかったっけ、
って 下を向いて歩く。
ただ君を想うだけで
こんなにも 哀しくて
ただあなたを愛しただけで
こんなにも 寂しくて
あたしは何をしてたんだろう
あたしは何がしたいんだろう
繋がれた手
交わしたキス
抱きしめた腕
伝えた口唇
名前を呼んだ声
あなたを見てた瞳
恋をした 心
ぜんぶ いらない。
今となっては
何も欲しくない。
哀しいだけの 心
もう ぜんぶ
なくなってほしい。
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どうしても
叶わない思いがあって
だけど
どうしても
その思いはゆずれなくて
どうしても
どうしても
ゆずれなくて・・・
何のせいで
こうなったのか
わからないけど
どうしても
ゆるされない。
どうしても
どうしても
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雨のなかでも
素敵。
きっと ずっと
あたしはあなたを
愛していたいの。
たとえ
触れられなくても
どんなに
距離が遠くても
ずっと
あなたを
好きでいたいの。
あなたへの思いが
たとえ苦笑に変わっても
ただ ずっと
この愛と情を
大事にしたいの。
雨のなかでも
素敵。
あなたの声が
早く 聴きたい。
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暗い闇のなかに
一人 ぽつんと
立っていて
うん、一人なんかじゃないんだけど、
なんて 考えながら
とりあえず
陽のあたる道を選んで
歩いていた。
雑踏が
やけに耳について
息苦しくて
それでも
立ち止まることだけはしないように
歩いていた。
すると そこへ
歩み寄る
ひとつの足音
気付かずに歩いていたあたしに
あなたの 明るい声。
ずっと気付かなくて
振り向くと
そこには いつもの
笑顔があって
驚くあたしに
また見せる 笑顔
闇のなかは
ずっと闇なわけじゃなかった。
あなたが
かけがえのない
あたしの心の支えであることに
あらためて
気付いた。
ありがとう。
大好き。
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あなたに 伸ばした 手
あたしが ずっと
あなたに 伸ばしてた手
繋がることは
最期まで なくて
あなたは ずっと
あたしの手を
笑いながらも
無視してたね。
そして
下ろした 手
繋がる先は
どこにもなくて
泣きながら
あきらめた 手
だけど
あなたは
笑ってくれなかった。
下ろしたはずの 手を
もう
うしろを向いていた
あたしの この手を
勢いづけて
ひっぱって
あたしを 引き戻した。
だけど
あたしは
笑えなかった。
手のぬくもりが 痛い。
こんなふうになりたくて
手を伸ばしてたんじゃない
手を下ろしたんじゃない。
うつむいて
言葉を失くしたあたしを見て
あなたは
何を思うの?
伸ばした 手が
あなただけに
向いていたこと
それだけは
本当なのに。
嘘だ と指摘するがために
引き戻された 手なら
繋がらないまま
下ろした手であったほうが
まだ
ずっと 良かったのに。
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たぶんね
ずっと ずっと言えない。
『ずっと ずっと
大好きでした。』
今だからこそ
涙が出そうになる
この想いを
世界中で
誰よりも一番
愛しているあなたに
伝える術なんて
もう 今のあたしには
用意されてないんだ。
『あなたのことが 好き』
その想いさえあれば
何でも出来たはずなのに
あたしは
何をしてたんだろう。
あなたのことを 想うたび
過ちという ナイフが
あたしの 心を刺す。
『あなたのことが 好き』
その想いさえあれば
何でも出来たはずなのに
あたしは
何をしてたんだろう。
ぁあ 神様
もし本当に
いてくださるのなら、
もう あたしは二度と
過ちを犯したりしないから。
神様
どうか、
どうか・・・
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僕の 好きな歌。
君が 好きだと言った歌。
ずっとずっと
何処にいても
口ずさんでた。
君が 好きだと言った歌。
君が 笑顔になれるように。
この声が
歌う声が
君に 届くように。
君の 笑顔が見れるように。
ずっとずっと
口ずさんでた。
君が 好きだと言った歌。
僕が 好きな歌。
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あたしが
あなたの笑顔を望むように
あたしも
ずっと
笑顔でいられたらいいのにと 思う。
あなたの 左手
あたしの 左手
触れたことが
まるで
嘘だったかのように
あなたのなかには
あたしはいない。
あなたの幸せを願うほど
思いは 重くなって
伝えることなんて
出来なくなった。
あなたの
笑顔を見て
あたしが
癒されるように
あなたも
誰かの笑顔で
その心が満たされているなら
あたしが
笑顔でいる意味は
もう無いんじゃないかと
思った。
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いま 伝えようとして
出た言葉に
さっそく後悔する。
『いろいろ
お世話になりました。』
『幸せに なってね』
『あたしも頑張るから。』
そんな
聞こえのいい綺麗事が言いたいんじゃない。
『どうして
あたしじゃダメだったの。』
『ほんとの気持ちを聴かせてよ。』
『ほんとに 大好きだったよ。』
って
今更でも
往生際悪くても
みっともなくても
情けなくてもいいから
最後の 最期に
あなたに
言いたいことがありすぎる。
後悔に押されて
あたしのなかで
また 勘違いが起きる。
ずっと 欲しかった
誰よりも 欲しかった
苦しかった
辛かった
たくさん 泣いた。
手に入らなかった
振り向いてもらえなかった
『好き』を消した
中途半端なまま 終わった。
あたしのなかの
痛々しい 勘違い
いま 言葉に出したら
あなたは
何て言うかな。
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『大好きでした。』
ただ それだけを
想うだけで
こんなにも
優しい気持ちになれるものなんですね。
なにも知らない
あなただけど
いま想う
あたしの気持ちに
きっと 嘘はない。
逢いたいとは 望まない。
ただ
『大好きでした』と
みとめるだけで
こんなにも
涙が流れる。
『あの日
出会えたことが
本当に嬉しかった。』
そう 言ってくれて
本当に 嬉しかった。
何度も
何度も
幸せを いただきました。
ありがとう。
大好きでした。