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あなたの 手が欲しくて
泣いてすがるあたしは
とても小さな子供みたいね。
愛情を涙にしか
代えられない
不安とか寂しさでしか
感じられない
ただ 会えた時の
あなたの笑顔が
痛い程に
泣きたくなる程に
愛しくて
『愛しい』ってことの
意味を
そこで
初めて 知ったの。
『何処にも行かないでね』なんて
泣いてすがるあたしは
やっぱり
子供みたいね。
この涙が
いつか
綺麗に咲く
花の肥やしになるように
今は ただ
泣いて居たい。
『痛み』で 愛情を
感じて居たいの。
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最近 ハマッてる歌。
愛は哀しく切なく
見失いがちだけど
それでも
この時代には不可欠だと
歌う
聴くと 痛くて
泣きたくなる 歌。
愛 は
一見 幸福で
嬉しくて
楽しくて
世界を明るくするはずのモノなのに
愛 の暗闇の部分を
主張しているの。
この世界で
愛に溺れ 迷い
その道を失って
枯れ果てる程の涙を
流した人は
一体 どれ位
居るんだろう。
どうして
愛 はこんなにも
哀しいの？
愛することは
果たして
『幸福』なの？
こんなにも哀しくて
こんなにも痛くて
こんなにも溺れて
こんなにも苦しんで
こんなにももがいて
・・・。
でも
そんな暗闇が無かったら
それはきっと
愛じゃないから。
数学や英語なんかより
愛を教えてくれる授業が
あればいいのに。
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今までずっと
一緒に居たみたいに
落ち着いた空気で
沈黙も軽くて
何もかもが 自然体。
そんな二人
きっと誰もが羨むよね。
でもあたしには
それが恐い。
お互い もう
相手のすべてを
理解ったような気でいるけど
実際あたしには
あなたの気持ち
さっぱり分からないもの。
ねぇ、何を考えてるの？
あたしのこと
どう想ってるの？
『あたし』は
あなたに必要なの？
聞きたいのに
聞けない。
言葉にしたら
きっと
この空気が
壊れちゃう。
言ってしまえば
『ガラスの二人』。
ねぇ、あたしたち
このままで
いいのかな・・・？
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この路が
本当にどこまでも真っ直ぐ
続いていると言うなら
どんなに時間をかけても
あたしは絶対
あなたの元に辿り着きたい
昔から「焦る」のが
あたしの悪い癖だから
そんなに飛ばさないで
山の中をゆっくり走る
電車みたいに
ちゃんと周りの景色を眺めながら
ゆっくり ゆっくり
あなたの待つ駅に
辿り着きたい
都会の電車は
快速や急行があって
便利だけど
人がたくさん居て
騒がしくて
路もたくさんありすぎて
きっとあたし
迷っちゃうから
各駅停車で
たくさんの時間をかけて
ゆっくり進むよ
焦ったって
空回るだけだから
あたしたちには
まだ これから
たくさん時間があるんだ
って 信じて
あたしは あなたに
歩み寄りたい
そしてそれから二人
季節の移り変わりを
窓から見える景色で
一緒に
感じ合えたらいいな
お弁当広げながら
二人 ずっと
くだらない話で
笑い合えたならいいな
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春がきて
景色が彩られて
風は冷たいけど
爽やかで
朝はこんなにも
清々しい。
でも 何でだろう。
あたしの心の中は
こんなにも 暗い。
寂しいから
きっと 寂しいから
恐くて
不安で
信じる勇気が
持てなくて
自分の思いが
はっきりしなくて
だから
寂しくて
ねぇ どうして
暖かい春がきて
景色は彩られて
冷たいけど
爽やかな風が吹いて
こんなにも清々しい朝が毎日やってくるのに
どうして あたしは
笑えないんだろう。
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二つの実のさくらんぼが離れる瞬間
その二つの実は
一体どんな気持ちになるんだろう
隣り同士
背中合わせでも
ずっと一緒に
同じ時間
同じ事をしてきた二人が
明日からはまた
お互いに別々の道を歩こうと決めたとき
どんな感情に襲われるんだろう
一つ一つ離れたさくらんぼが
売られていたのを
見たとき
あたしは
あなたの右手をぎゅっと握りながら
そんなことを考えていた
離れたくない。
会えない日が続いても
二人の気持ちが
たとえ
背中合わせでも
あたしは
あなたと離れたくない。
絶対
この手を離したくない、
そう思って
あたしはまた強く
あなたの手を握りしめた。
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未だ花を付けない桜の木の下
『寒いだろ』って
そう言って
あなたがあたしに羽織らせ、貸した上着。
嬉しくて
あなたの優しさと愛情が
いっぺんにたくさん
伝わってきた。
あなたの上着を着て
自転車をこいだ帰り道
あたしは大塚愛の詩を
口ずさみながら、
下り坂道を走り抜けた。
たくさんの人たちの間を追い越して
冷たい春風に気付かない程
とても温かかったよ。
自分と 相手の
気持ちを信じる事、
実際 すごく
難しいと思うんだけど
あたしは
なんだかんだ言って
やっぱり
信じていたいから。
あなたの上着から伝わる
温もりと優しさと愛情を
大切に 受け取るよ。
あたしは、あなたが好き。
あなたも、あたしを好き。
家に着いて
上着をハンガーに掛けて、
またあたしはちょっと
微笑んだ。
「これでまた会う約束が出来たね♪」
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「桜が芽を出してるよ！」って
あなたからのメール
あなたが桜を見つけて
つぼみを見て
あたしに知らせなきゃ
って
きっと
そう思って
届いたメール
嬉しかった
春はもともと好きだけど
あなたと一緒に迎えるからこそ
もっと春が大好きになった
春の訪れ
あなたの存在
あたしの中でも
幸せいっぱいの桜が
芽を出してるよ
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この壁を超えたら
あなたにどれ位
近付けるかな
『どんなに遠く離れていても…』なんて言葉
いい加減聞き飽きたよ
一人はやっぱり寂しくて
相変わらず
夜も眠れないよ
あなたを想って
想って
想って
想って
想って
あたしの心は 毎日
こんなに疲れてるのに
一行に 休まない
心はこんなに苦しいのに
想いは 止まらない
ねぇ あなたに
こんな気持ち
伝えても平気かな
伝えたいけど
伝えられない
怯える自分を
退治できたら
少しは あたし
救われるのかな・・
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愛しい
今のあたしの感情に
ぴったりの名前
あなたの声が
手が 仕草が
笑顔が
存在が
あなたの全てが
愛しくて
胸が詰まって
はち切れそうで
涙が出るの
きっとまた
ボロボロになること
わかってるのに
知らない間に
あたしの想いは
醜い位に
膨らんでいく
ほんとはもっと
この気持ち伝えたいけど
口にしたら それこそ
止まらなくなりそうで
恐いの
愛しいと思う気持ち
あたしの瞳には
きっともう
あなたしか映らないよ