詩人:Ray | [投票][編集] |
この気持ちをどう思おう。
あなたを思うと
やけに胸が苦しくなって
うずうずして
千切れそう。
こんな気持ち
絶対おかしい。
こんな変なあたし
あたしじゃない。
だけど
何でもないはずの
あなたに
必要以上に
会いたい と
思ってしまうの。
絶対 変。
絶対 嫌。
こんなの
絶対
あたしじゃないよ。
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頑張ろう、って
思える。
あたしの中で
何が変わったわけじゃないけど
ふと考えてみると
今まで乗り越えてきたことは
全部無駄じゃなかったんだって
わかった。
決められたレールの上を歩くなんて
まっぴらごめんだし
かといって
自分でレールを引くことが出来ずに
途方に暮れるのも
嫌だ。
あたしはあたしの赴くまま
ビシッとレールを決めて
そのまま 真っすぐ
走って行ってやろうと
思った。
誰に批判されても
誰に信用されなくても
一生懸命やったことは
いつか必ず
輝くと信じていたいから
今更気付いた
こんな当たり前のこと。
ちょっと情けないけど
今日まで
もがきながらも生きてきた自分。
ただそれだけだけど
一つ
誉めてあげたいと思った。
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自分がどんなにダメな奴かなんて
一番自分がよくわかってるから
何も出来ない
出来ない
出来ない
出来ない
って
自分を責める自分が
なんだかすごく嫌だ。
だから自分はダメなんだ
こんなだから
いつもダメなんだ
悔しい
情けない
腑甲斐ない
・・・。
だけど
「今」の自分は
「此処に居る」自分は
十分過ぎるほど
『幸せ』なんだと
思うことは
出来るようになった。
ただ
やっぱり未だ
「こんな自分」を
好きになることは出来ないけど
でも
それも「自分」なんだと
思うことが
少しずつ
出来るようになってきたかと思う。
こんな自分
つまんないけど
辛いけど
苦しいけど
むかつくけど
嫌だけど
それも自分。
自分は自分の中にある。
生きていくうえで
何より一番難しいのは
自分を知ること
自分を考えること
何も出来ないかもしれないけど
自分は自分だから。
そう感じると
やっぱり
明日もまた
がんばってみようかな
って
思える気がするよ。
責めるよりまず知りたい。
少しでも
愛していたいと思うから。
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失恋の傷を治すには
「新しい恋」だってのは
本当かな
人は忘れるために恋をするの?
それとも
忘れられたから、
恋が出来るの?
たとえば
汚れた部屋の
ごみ箱がもういっぱいだったら
新しい家具を取り寄せても
片付けきれてないゴミのせいで
気が散って
きっと
その新しい家具を
使いこなせないと思う
片付けたいのに
片付けられないゴミ
でも 実は
捨てたくない、ゴミ
散らかった部屋に
新しい家具がきても
あたしは きっと
十分には 愛せない。
廃品回収の日は
まだ来ない。
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昨日 悲しい夢を見た
大好きなあなたが
会いにきてくれた
だけど
あなたは新しい彼女と一緒で
嬉しそうに
幸せそうに
彼女のことを
あたしに紹介するの
それから3人で
ドライブに出掛けて
前の席であなたたちは
車が停まるたび
何度もキスしてた
幸せそうに
笑ってた
あたしはもちろん
笑えなくて
目が覚めて
気が付いたら
泣いてた
ひどいよ。
夢の中くらい
「夢」見させてくれたっていいじゃない・・・。
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ずっと花開くのを待ってた 恋する花
あなたに出会って
好きになって結ばれて
寒い季節
一足先に春を迎えて
ようやく
あたしの中で
桃色の花を咲かせたの
あなたに繋がるこの手から つま先まで
全身が
あなたを好きだって
叫んでる
好きよ ねぇ 大好きよ
ほら 華奢な茎から
また一つ
小さなつぼみが
顔を出した
きっと これから
たくさんの月日をかけて立派に咲くの
あなただけの力で
綺麗に咲くの
どうか 枯れないで
ずっとずっと
愛してね
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未練は 心の中の闇
光は未だ見えなくて
あなたがいなくなった
あの日から
あたしはずっと
闇の中を彷徨い続けてる
あなたをずっと
好きでいる以上
あたしの中に
光はきっと見えることはないでしょう
いつか
瞳に映る光があるとするなら
それがあなただったらいいな
そしたらあたし
何も考えず 真っすぐに
その光を目指すから
きっと
捕まえてみせるよ
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あなたがいる
今 ここに
あたしの瞳に映るのは
あなただけで
あたしがこれから愛すのも
あなただけ
髪を撫でる指先も
くしゃってなるその笑顔も
叱る声も
広い背中も
全部が全部
愛おしいから
そんなあなたが
今
ここにいるだけで
あたしはこんなにも
幸せになれるの
今まで一緒に
過ごしてきた時間が
決して
「思い出」と呼ばれないように
ずっとずっと
そばにいてね
あなたの瞳にも
あたししか映らない
信じてるから
あなたにとっても
あたしは
「あなただけのあたし」でありますように...
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忘れなきゃいけないってずっと 考えてた
でも
忘れようとすればする程好きになって
その分 涙も増えてった
無理に忘れようとしなくてもいいんだ って
人は云うけど
忘れようとしなければ
きっと
あたしはずっと好きでいる
ずっと好きでいたら
あたしはずっと
ひとりぼっちなんじゃないかって
不安でいっぱいになる
忘れたい
忘れられない
忘れたくない・・?
一緒に笑ってたあの頃
そのときの時間が
今になって
こんなに重たくなるなんて
知らなかった・・
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久しぶりに
空に会いたくなった。
いつもあたしが落ち込んだとき
何を云わずとも
励ましてくれる空。
仰げば いつでも
あたしを優しく
包み込んでくれる空。
弱いあたしを
黙って受け入れてくれる空。
知り合いから
あの人が携帯を変えて
番号も アドレスも
とっくに
新しくなってたことを聞いた。
かすかな光も
少しの期待も
全部打ちのめされて
あの人が
本当に
もう手の届かない遠くへ行ってしまったんだってことを
今になって やっと
確信した。
番号も アドレスも
変えずに
連絡を待ってたあたしがばかみたいだ。
もう会えない。
もう二度と
届かない。
あたしの残された思いは完全にシャットアウトされた。
空に会いたくなった。