あなたの声を聴くたびに
あなたの姿を見るたびに
好きって気持ちが
膨らんで
膨らんで
膨らんで
膨らんで
もう溢れ出そうで嫌だ。


止まらないこの気持ちを
あなたはわかっているんだろうか


こんなに
好きになるつもりはなかったのに

忘れたんだって
思ったのに

また
恋の病にかかっちゃった・・・。

自分が今
何処に居るのかわからなくて

苦しくて苦しくて

息が詰まりそう
胸が千切れそう



あなたがいて
あたしがいる
この現実

けど
それは決して『二人』じゃなくて

ソレが今
身に染みてわかるから
つらい。


あたしには何が出来るだろう
今 ここですべきことは何なんだろう


見上げれば
綺麗な青空が逆に切なくて
輝く星空が妙に哀しくて


自分がいかにちっぽけか
思い知らされて
恐い。

『生きてていいのかな』
って
久しぶりに考えた


きっとあたしまた
ボロボロになる

そんな自分を
他人に見せたくないんだよね。。。

『好きだよ』って囁いた言葉も

ぎゅって抱く優しさも

慣れた感じで繋ぐ手も



全部が全部
あたしには嬉しいわけじゃなくて

痛くて


愛をもらっていながら
ソレが
あたしにはどんなカタチなのかわかってるから

痛くて 苦しい。


素直に喜べない自分が
醜いのか
カワィソゥなのか

それすらわからなくて

悔しい。


可能性がないなら
優しくしないで
そんな言葉いらないから
抱きしめないで


期待した分
裏切られたときが恐いから・・・

『またね』って言って
さらっと
去って行ったあなた

「また」なんて
あるのかもわからないまま
笑顔で手を振るあたし。


彼女とのことを
自慢げに 嬉しげに
話すあなた

『そうなんだ』って
一緒に笑うあたし。


『会いたい』と言ってくれたあなた

間に受けちゃダメだと
わかっていながら
喜んじゃうあたし。


『ずっとこんな関係が続いちゃったらどうする？』って
苦笑しながら尋ねるあなた

『あたしはいいよ』って答えたあたし。



ずっとずっと
大好きでいるって
決めたんだから。

一番じゃなくても
補欠でもいいって
決めたんだから。



いつでも あなたの電話を待ってるから
いつでも 飛んでくから


彼女のこと 一番でいいから



そばにいて・・・

『つらいよね？』
って言われた。

『うん、つらいよ？』
って答えた。


だけどあたしは
あの人が好き。
それ以外ないから。


あの人が他の人を好きって知ってても、
最低でどーしようもない男だってわかってても、
それでもいい、って思うから。


『一番』になれなくても
ただあたしはあの人が好きだから。
一方的であっても、
それをつらいとは思わない。

むしろ
『幸せだなぁ』って
思ってるから。



昔 後輩が、
『私はあの人に何されても、どんなヒドイことされても、嫌いにならない自信があるんですよ！』

って、自分の恋を語ってた。

あたしはその時
正直、少しひいた。

どうしてそこまで
愛せるの？って
尊敬しながらも
信じられなくて。


でもね、

あたしはいま
この恋を
同じように思うから。

どんなことがあっても
あたしは
あの人を好きでいられる自信がある。

誰よりもいつまでも
愛していられる自信がある。

それはいつしか
誇りになって
あたしの中の感情で
一番になった。


つらいのなんか、
前から知ってた。
覚悟はしてあるから。

つらいのが嫌なら
最初から恋なんてしてない。


一人で泣く夜も
もう慣れた。

涙は
あたしをまた立ち上がらせる肥やしになる。



あたしはね。

あの人が好き。


ただそれだけなの。

幸せになることは
どうしてこんなに難しいんだろう。

人を想って、人を愛して、からだ全部で愛して、

それでもどうして
届かない想いもあるんだろう。


皆が幸せになれたらいいのに。

皆が笑って居られたらいいのに。

どうして
叶わないんだろう・・・


幸せになりたいと願うことが、
どうしてこんなにも哀しみを連れてきてしまうんだろう。


人を愛した末、
結ばれる想いもあれば、
空回りする想いもある。


そんなこと十分わかってるけど、
でもやっぱり、
どうして と思ってしまう・・・


幸せになりたいと願えば願うほど、辛い。


人を愛すること、
当たり前のことなのに、こんなにも辛い。



それでも人はまた
人を愛して涙する。。。


辛いってわかってるのにまた恋をする。


愛こそすべて。


ねぇ　神様。

ただあたしは、

幸せになりたいと
願うだけなんです・・・

誰と居ても
誰と過ごしてても

思いっきり笑ってても

やっぱりあなたは
あたしの心の中から消えない


うっとうしいくらい
あたしの心にずっと居て


あたしは飼い主を待つ
仔犬みたい。


クーンて
呼んでるのは ただ一人


あたしの瞳には
もうあなたしか
映らないから

あなたの優しさも
あなたの言葉も

全部が 嘘だというなら


あたしは
あなたを想う、自分の気持ちを信じようと思う。


わかってる。
嘘だってことくらい。



女を落とすのも
空気を読むのも
人一倍上手なあなただから。



だけど
嘘だと思うのと
信じないってことは
違うと思うから


嘘だって知ってても

あたしはあなたを信じたい。
信じていたい。



そうじゃなきゃ
愛せるわけないから。

“悲劇のヒロインぶってんじゃねぇよ”

って昔 言われた。


自分を『可哀相』と思うことが
そんなにダメなの
と思った。


どうして 私ばっかり
こんな傷付いて傷付けられてばっかなの

と本気で思うの。


でもね
“あなたは幸せにならなきゃダメな人間だよ。”
って最近 言われた。



嬉しかったよ。
そのままの意味よりも
“あたしはやっぱり被害者なんだ”って
実感できたから・・・。


ずるいよ？
汚い奴だよ。

でも そんなにいけないことですか？


ただ 幸せになりたい。

そう願うだけなのに。



人を信じて裏切られて
だけどそれでも信じて
また裏切られて・・・


どうしてあたしは立っているんだろう。



幸せになりたいよ。
幸せになれないよ・・・



だだ“可哀相なんだね”って
言ってもらいたいだけ？





・・・醜いね。

ずっとね。
思ってた。

あなたが戻ってきてくれなぃかなぁーって。

そんな夢みたいなこと、あるわけないよなぁー。って。



夢を見るのは恐いから

鳴らない携帯電話にすがりつくのもやめた。



だけど、
強がりはよくないなって気付いたから、

あたしはあなたを好きでいるね。



あなたを好きでいるあたしが、一番のあたしなんだってわかったから。



ずっと好きでいるね。
ずっと待ってるね。



ただのバカかもしれないけど、それで『あたし』が保てるなら、それでもいいって思うの。



だからいつでも呼んで。
いつまでもあたしは待ってるから。

あなたをここまで愛してるのは
あたししかいないって
胸を張って言えるよ。




ずっと大好き。
だから

戻ってきて・・・。