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Rayの部屋


[135] アコガレ
詩人:Ray [投票][編集]

いつだってそう

あなたはほんとに単純で



あたしがこぼした


 ささいな言葉にさえも


    無邪気に喜んで



すごく嬉しそうに


   照れ笑いをして




そんなあなたが


あたしには

  たまらなく可愛くて



なんだかこっちが

   はにかんじゃう。



ちょっと

返信が遅くなっただけで


すねて



ちょっと

ボーッとしただけで



寂しそうに 心配して




ほんとにほんとに


『素直だなぁ』って
       思うの。



あたしは
そんなに素直にはなれてないから



時々 すごく


うらやましかったりするんだよ。



あなたみたいに

もっともっと


自分の気持ち

伝えられたらなぁ、って。



こんなんで ごめんね?



でも
不安がったりしないで。


あたしはあなたが
    大好きだから。


ちゃんと
好きでいるから。



駅のホームで

あなたから告白されて

『別にいいよ?』

なんて

偉ぶって言っちゃったけど



ほんとはね。



あなたがあたしを見てたずっとずっと前から


あたしは

あなたを見てた。



ずっとずっと

好きでいました。



こんなこと

恥ずかしいし

今さら照れるから

絶対言えないけど



“先に惚れた方が弱い”


っていうのは

     本当だね。




ちょっと悔しいな!(笑)

2004/12/23 (Thu)

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