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Rayの部屋


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詩人:Ray [投票][編集]

自分を見失う程
人を愛せたら

それは きっと
幸福なこと



だけど 私には
それが出来なくて



『自分』より『相手』が大きくなってしまうことが恐い。


「あなたがすべて」とか

「あなたがいなきゃ死んじゃう」とか


そんなこと
本当は口に出来る位

人を愛してみたいけど



いつか失うのが
始めから恐くて

自分の気持ちを
制御する。



だけど 今


私は 確かに
あなたが恋しいから



この思いが
育ったら


そんな風になるのかな
って

そんなことばかり
考えちゃう。




沼にはまるのは
誰だって恐いよね?



もし 私がいつか
そんな沼にはまるなら


最後には
あなたが手を差し伸べて

救い出して欲しい。




本当は
『別にあなたが手を差し伸べてくれなくてもいいから』って

言いたいのに


見返りを探りつつ
歩いてる私は



なんて
卑怯なんだろうね。


2005/06/03 (Fri)

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