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Rayの部屋


[367] CLR
詩人:Ray [投票][編集]

欲望にまみれた手が
報われるわけないことを

僕は知ってるんだ。




僕の目は
これはただの飾り物で

何の役にも立たない。



世界がただただ白く映る。



真っ白な中に
僕はぽつんと当たり前のように立っていて



僕の今 目の前にある
世間も
社会状況も


知見も

手を繋いでいた
あの娘でさえも



僕の目には映らない。



見えないんじゃなくて

『存在』が無いんだ。




僕を取り巻く
“果てしなく白い”世界。



そうだね

今僕が欲する物といえば



透明という色。



この“白”が透明で塗り替えられさえすれば、



僕の視野は

生き返るはずなんだ。


2005/09/25 (Sun)

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