詩人:Ray | [投票][編集] |
暗い闇のなかに
一人 ぽつんと
立っていて
うん、一人なんかじゃないんだけど、
なんて 考えながら
とりあえず
陽のあたる道を選んで
歩いていた。
雑踏が
やけに耳について
息苦しくて
それでも
立ち止まることだけはしないように
歩いていた。
すると そこへ
歩み寄る
ひとつの足音
気付かずに歩いていたあたしに
あなたの 明るい声。
ずっと気付かなくて
振り向くと
そこには いつもの
笑顔があって
驚くあたしに
また見せる 笑顔
闇のなかは
ずっと闇なわけじゃなかった。
あなたが
かけがえのない
あたしの心の支えであることに
あらためて
気付いた。
ありがとう。
大好き。