詩人:Ray | [投票][編集] |
君は言った
『私はあなたをとても大切に想うけど、でもそれ以上に、私には愛してる人がいるから』と。
僕は ただ漠然として
頷いた。
その夜
僕たちは別れて
君は『またね』と言って
愛する人のところへ行った
あいつの隣にいた日々も
いつも君のことを
考えていた僕。
でもそれは
「繋がり」じゃなくて・・・・
愛する人の隣で
幸せそうに 笑う君
幸せを 君にあげたくて
探していた僕だったけど
君は僕じゃない
他の人から
笑顔と勇気と幸せを
すでに 受け取っていて
「君がいるから僕がいる」
でも
「僕がいるから君がいる」
ではなかったんだ。