げんどう@そうぞうかの部屋
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[92] 遠い眼のあの子
遠い眼のあの子は
何時も街の灯を眺め
ただじっと
見つめる
2004/08/26 (Thu)
[93] 仕草
君を感じる
一つ一つの言葉
其処から見える感情
思うという気持ち
愛を感じる
何気ない仕草
2004/08/26 (Thu)
[94] 心と躰のシンクロ
心と身体は別々に動き
それでも一対として
生きる
それが人
ならば
心は躰を受け入れ
躰は心を
受け入れる
それが必要だろう
それこそが
人なのだから
2004/08/28 (Sat)
[95] 新しい悦びを告げる涙
涙を拭きなさい
さぁ
涙を拭くのです
涙を拭いたあとに
新しい悦びがあるのです
さぁ
涙を拭きなさい
2004/08/30 (Mon)
[96] 道の先に見るのは
この道の先に見るのは
一体どっちなんだろう
果てしなき自然
果てしなき廃墟
僕らに向けられる質問
先へ進む質問
先へ進むべき質問
2004/08/31 (Tue)
[97] 涸れた心潤う心に咲く花
涸れた心に咲く花は
涸れた涙の音がする
潤う心に咲く花は
生命の水を蓄えて
生命の花に潤いを与え
涸れた花にも
流れを注ぐ
2004/09/01 (Wed)
[98] 動く心 前進
僕らの心はよく
動き回るけど
結局は
元の場所に戻る
それなら
少しづつでいいから
前へ
それだけで
心 一歩 前進
2004/09/04 (Sat)
[99] 何もない道を
さぁ 進もう
何もない道を
歩いていくうちに
きっとみつかるよ
2004/09/04 (Sat)
[100] 見
見られるのが嫌なら
見せてしまえばいい
心を読まれるのが嫌なら
心さらけ出せばいい
なにも隠す事なんて
ほんとは何も
ないんだから
2004/09/04 (Sat)
[101] 心の空を温もりの中へ
僕らを包む心の空はいつも
汚されて貶されて灰色の空へ
飲み込まれては新しい空を望みつつも
望めない現実に見える空は影落とす
そんな心の空を溶かせるのならきっと
それはとても甘い体温と共に
揺れ動いてまるで揺り篭のように
暖かい人という温もりの中へ
2004/09/06 (Mon)
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