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きりんの部屋  〜 新着順表示 〜


[7] 時が止まるなら…
詩人:きりん [投票][編集]

怖かった
ビクビクしてたんだ

ボクの気持ちがバレないかって…
その笑顔が
今の友達のままでしか見れないなら
本当の気持ちなんて伝わらない方が良いんじゃないかって

ホッペつねりあったり指相撲したり
同じ雑誌のぞき込み合ったり…

大好きなあなたと大好きな事ができなくなるんじゃないかって

答えが出ない
言葉にできない

できればこのまま世界が終わって欲しい

たとえボクの本当の気持ちが伝わらなくても
大好きな時間は止まったままになるから_

2005/07/31 (Sun)

[6] 明日が来ない
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大人は上で

子供は下

大学生はナナメだと思っていた

社会に出て
苦汁を舐めたつもりの顔したやつらが嫌いだった

ボクはナナメの位置に行けなくて
大人にもなれなくて

アパートの一室の裸電球の下で
明日の境界線を越える
明日は無い

明日は来る

明日は去る

明日は来ない

2005/07/30 (Sat)

[4] マイセン
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体温の低下に伴い
無性に欲しくなるニコチン

フワフワと舞い上がる紫煙の行く先など

誰が知る得る事であろうか


若い体を蝕む
先のない その行為は
なんと愚かで寂しい事だろう


マイセン…
ただただ服毒中

2005/07/23 (Sat)

[3] ベルベット
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やらかく


もろく


ほつれほつれ


つくろうまもなく


ほつれほつれ…


嗚呼まるでとけていくかのやうで


かなしゅう せつなきものこころ

まうこころ

2005/07/23 (Sat)

[2] うさぎ
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僕の体を

通り過ぎて行った白い鉄の塊

紅く光るテールランプが

うさぎの眼に見えて
僕を睨み付ける

かすれていく 僕の眼前の風景を 白い塊を
僕の瞳は追い続ける




アイツガオレヲコロシタ

2005/07/23 (Sat)

[1] 
詩人:きりん [投票][編集]

ずいぶんと遠くまで来たものだ

ここに来るのは案外簡単だった

特別痛い思いもしたわけでは無い

誰かに忌み嫌われる様な手段を使ったわけでもない

今もこうして悠々と寝転んで居られる

もうすぐそれも出来なくなるだろうか?



今更元の場所に戻れはしない、戻りたくとも戻れない



『ここがお前の終着点だよ』

誰かが囁いた…

部屋のカーテンの下から漏れる西日だった



2005/07/23 (Sat)

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