詩人:うぃずだむ. | [投票][編集] |
晴れたある冬の夜
近くのコンビニまで行ってみる
用事なんか特になくて
なんとなくヒマになったから
空気が
ピンと張り詰めて
背中には
蒼い月の光がふりそそぐ
今この世界には
僕しか存在してない気がする
周りでは物音一つせず
今動いてるのって
僕だけなんだろうね
どうやら僕は
静粛に取り残されたみたいだ
ぼんやりと考えながら歩いてたら
黒猫が一匹
僕の前に躍り出る
別に意味もないけど
そいつと目があって
お互いそらさないでいたら
猫はニャーと
か細くないた
冬の夜
白銀の世界には
眩しすぎるって悟ったように
…月が陰る…
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同じ方向を向いていた2人は
今では互いに背を向けあい
あんなに近かった2人の距離は
今では両手間隔
それでも
同じ空の下にいる
もう
同じ方向を見ることはなくても
もう
心を寄り添わせることはなくても
それでも
同じ空の下にいる
けれど
例えば街で偶然会っても
一言も話さず
2人ともうつむいたまま
すれ違い
その場をやりすごすんじゃないかな…?
互いに忘れることはないけれど
互いに語ることもないだろう
それはそれは
悲しい物語…
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「大切にする」。
そう言ってくれたのに。
「大好き」。
何度も言ってくれたのに。
結局、私のことなんてどうでもよかったんだね。
わかってる。
あなただけが
全部悪いんじゃないんだよね。
お互い同じくらい
良いところがあって
お互い同じくらい
悪いところがあったよね。
それでも
被害者意識が強いのかな…?
私はあなたを
「うそつき」と
言わずにはいられません。