詩人:統 | [投票][編集] |
僕は水を溜め込んでいた
気が付くと水は込み上がる
ポタポタ
雫となって
ポタポタ
ベランダ行っても
ポタポタ
シャワー浴びても
ポタポタ
下に落ちた雫を見ると
茶色く濁った水になり
小さな海を作ってく
小さな海をコップに入れて
テレビ見ながら朝食代わり
朝の一杯のコーヒー
幸せの一時
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ソレを好きな人
ソレを嫌いな人
でもソレはソレでしかない
好きな人の前だけ可愛らしく
嫌いな人の前だけ恐ろしい
そんな風には変わりません
ソレはソレ
ソレはソレでしかない
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好きなものを
好きと言える
そのくらいの人間でありたい
醜態を去らしても
情けなくても
根性なしでも
ワガママでも
好きなものは好き
この一言が
自分の絶対領域から外に
ただそれだけの事を
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ベソかいて
泣いたって
踏み込んだ迷路は複雑で
強がっても
怖くって
一歩も踏み出せない
この何もない道の先には何があるのか?
消えない不安
この空の空の先には何があるのか?
消えない恐怖
二次元の中の勇者のように
僕にも仲間が必要だった
消えない希望
僕には味方が必要だった
消えない夢
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変わらぬ町
いつもの通り
眩い日が射す
行きの道
変わらない僕
いつもの生活
色のない人生
溜め息が出る
あの町に住む
頑張る君
夢に生きる
頭あがらない
この町に来て三年目
あの町で会った君の夢
自分の気持ちに憤り
君の夢が羨ましい
歩き続ける君の歩幅に
僕との距離は長くなる
虚しくなった僕は叫んだ
柄にもない飾りの言葉
説得力の無い言葉
【為せば成る】
変わらぬ日々から歩き出す
僕と君との進む道は違うから
距離が近くなるのか
距離が遠くなるのか
解らないけど
僕は進む
一心不乱に
変わらぬ道を
変わらぬ町へ
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幼い頃は君と仲良くはなれないと思っていた
今は切っても切れない関係になってしまった
ダメだダメだと思いながらも
君への好奇心はおさえられなかった
朝は君と
小鳥のさえずりを聞き
昼は君と
町の喧騒から逃れ
夜は君と
月に雲をかける
君と一緒に居ることが当たり前になり
人に何と言われようと気にしなくなった
禁断の恋
煙草の煙