詩人:統 | [投票][編集] |
命が
2つあったなら
1つは宝箱に入れて
大切にしまっておこう
命が
5つあったなら
お空の上のあの人に
届くようにお祈りしよう
命が
10こあったなら
大切なあの人が生まれ変わるまで
いつまでも行き続けよう
命が
100こあったなら
遠い国の子供達へ
未来の為に分けてあげよう
だけど
命は
1つしかない
宝箱には
思い出をしまおう
お空の上の人には
ありがとうと伝えよう
大切なあの人には
雨が止んだら会いに行こう
遠い国の子供達には
明日の希望を忘れないでと
昨日を後悔しても
明日を描き続けよう
今日が
昨日描いた
明日に近づけるように
そうして
どうか
忘れないようにしよう
自分の命は1つでも
周りを取り巻く
沢山の命が
自分を支えていることを
101こ目の命はまだ見ぬ誰かが
あなたと逢うため持っている
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冷えきったアイス溶けだして
溶けても冷たいままで
アイスが溶けてしまう前に
ナメクジみたいに消えて無くなってしまう前に
体の中に収めてしまおう
アイスベキヒトが温かくて
時がたっても温かいままで
僕が溶けて無くなってしまう前に
ナメクジみたいに溶けて無くなってしまう前に
アイスベキヒトを胸の中に包んでしまおう
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『またね。』
じゃなくて
『早く帰ってきてね、』
って聞きたい
誰よりも早く
『おはよう』って聞きたい
そして誰よりも遅くに
『おやすみ』を言わせて欲しい
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私・・・アンタに振り回されてばっかやね・・・
別にイイんよ・・・
アンタが笑顔になってくれれば・・・
アンタは好きな事をやればイイんよ・・・
私はそれで夢を見させる
きっと、それが私の本質だと思うから・・・
私の名前は
『Wii』
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どの世界にも
芽を摘む人がいる
チューリップ畑に咲いたタンポポを
合わないからと摘んでしまう
有ったらもっと綺麗なのに
合わないと摘んでしまう
タンポポを摘むのがメンドクサクなり
除草剤を散布するようになった
タンポポは生き難くなる
タンポポは必死でチューリップになろうとする
タンポポは居なくなる
人の世界で除草剤は
きっと『恥』
特異なものは消されてしまう
人間の心にまかれた除草剤
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闇夜に生きる僕は猫
闇夜の色した僕は猫
夜の喧騒から逃げるため
夜の色に染まってく
闇夜の色に溶けこんで
自分を消して傍観す
時が過ぎ去り朝が来て
闇夜に染まった僕は猫
お日様僕に語らずに
僕に無理矢理目を付けた
お日様の光を吸って蓄える
不思議な僕の目ん玉は
夜の闇にヒカリだす
闇夜の景色はよく見えて
僕は街を見守った
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綺麗な花を見ると
アナタはどうしますか?
手で摘み取って
部屋に飾りますか?
それとも
そのまま
あるがままに
最後まで見届けますか?
大切に思う人ならどうですか?
好きになったら
自分だけを見てもらいたいですか?
それとも
遠くで思い続けますか?
大切だから・・・
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寂しがりやな君
君は僕に着いてくる
僕のちょっと前を歩いたり
僕の少し後ろ歩いたり
僕の横を歩いたり
君は一定を保って歩く
オテンバな君
僕の側から居なくなる
僕は周りを探す探す
僕は不安で闇に包まれる
僕はトボトボ歩く
僕はお辞儀しながら歩く
帰ってきた君
僕は気付く
僕は歩く歩く
僕の裏から前に
君は場所を変える
君はいつもと違う
距離を保たず後ろから前
夜の街灯の下
君は僕の後ろから前
ソコニ光アレバ君ハイル
キミ ハ カゲ