ホーム > 詩人の部屋 > 統の部屋 > 佇む町 歩く道

統の部屋


[130] 佇む町 歩く道
詩人: [投票][編集]

変わらぬ町
いつもの通り
眩い日が射す
行きの道


変わらない僕
いつもの生活
色のない人生
溜め息が出る




あの町に住む
頑張る君
夢に生きる
頭あがらない



この町に来て三年目
あの町で会った君の夢
自分の気持ちに憤り
君の夢が羨ましい



歩き続ける君の歩幅に
僕との距離は長くなる





虚しくなった僕は叫んだ
柄にもない飾りの言葉
説得力の無い言葉
【為せば成る】




変わらぬ日々から歩き出す
僕と君との進む道は違うから
距離が近くなるのか
距離が遠くなるのか
解らないけど






僕は進む
一心不乱に
変わらぬ道を
変わらぬ町へ

2007/02/23 (Fri)

前頁] [統の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -