詩人:悲 | [投票][編集] |
正直ビックリしたよ
お前がいなくなってこんなにツライなんて
軽々きたない言葉を発したケドさ
やっぱり…しんでほしくないわ
あたり前だろ??
あんだけケンカして
あんだけ話し合って
あんだけ一緒にいたんだから
死ぬ前に手紙なんか残しやがって……
最後までお前はォレを泣かしやがる
何が今までアリガトウだ……
会えてよかっただ…
ふざけんな
その言葉
今一番お前に伝えたいんだよ
詩人:悲 | [投票][編集] |
この足は
立つトコを間違っていないかな
この手は
傷つけるものを間違っていないかな
自分は自分って呼べるほど価値があるのかな
自分は
存在する理由を間違っていないかな
分かってるよ
涙は悲しい時だけ
姿を表すんじゃないこと
怒りにも
光があること
孤独に価値があること
一番
自分がしってるよ
詩人:悲 | [投票][編集] |
僕はアナタに話かける
伝わらないの??
撫でてなんて言ってないよ
お腹がすいたんだ
ケド温かい……
首の下は弱いんだ
眠くなってアナタの膝の上
気づけばアナタはいなくて
空は色を変えてる
あっ………
この袋の音
ご飯だ…
アナタがあまりに優しいから
アナタの側にずっと痛いから
ご飯はもうぃぃゃ
僕はアナタに話かける
もうアナタの隣にはいれない
長生きした分だけ
別れは涙色
アナタは泣かないで……………
僕はアナタに話かける
違うよ
撫でて欲しいなんて言ってないよ
ケド温かい………
最後はアナタの膝の上で…………
詩人:悲 | [投票][編集] |
君が形になって
耳に入ってくる
君の思いが形になって
耳に入ってくる
理由は分からないけど
泣いてるから
僕も精一杯
優しさを形にして
君に伝えるよ
悲しみをイラナイ感情だなんて思わない
泣くことがイラナイ感情だなんて思わない
泣くコトがイラナイ感情だったら
涙がこんなに美しいわけないから
詩人:悲 | [投票][編集] |
人間を誰がつくっただなんて
神様で通せばそれでおわりかも
ケド君を作ったのも
神様なんて言うなら
なんて悲しいんだ
君は君で
最初を作ったのは神様で
今を作ったのは僕で
終わりを作るのは君自身
順序をまっさかさまにすれば
自分を作れて
勝手に死ねるんだけど
今僕が愛してるのは
作った君なんじゃなくて
今の君なんだよね
詩人:悲 | [投票][編集] |
今一番キライなのは
運命
人生の流れは
運命という字を描いてる
僕達の心を引き裂いたのも
運命なんでしょ
アナタが死んだことも運命なんでしょ
一緒に死ねないことも運命なんでしょ
ケド…
アナタと僕を会わせてくれたのも
運命なんだよね
ファーストキスをアナタで飾れたのも
運命なんだよね
僕は何を憎めばいい
ここにいない君に僕はなにをしてやれる?
涙を流すことしかできないよ…
せめて
大好きなアナタの最後の言葉を
僕も空に叫ぶよ
聞こえるかな?
愛してます
詩人:悲 | [投票][編集] |
僕が笑顔で
アナタに喋りかけてる時
隣に
死んだあの人に喋りかけてる人がいる
僕が笑顔で
アナタを抱きしめてるとき
隣に
泣きながら死んだあの人を抱きしめてる人がいる
僕がアナタに
愛を感じてるとき
隣で
死んだあの人と別れを感じてる人がいる
同じ地上にいるのに
いろんな感情がある
僕は笑っていいのかな
詩人:悲 | [投票][編集] |
お母さん
お弁当は…?
僕の大好きな
タコのソーセージが懐かしいな
お母さん
僕の卒業式を見てよ
母さんのお腹から出てきてから
愛情を食べて
こんなに大きくなったんだよ
お母さん
思い出すと
泣き顔しか浮かばないよ
お母さん
泣いててもアナタを見ると
ほっとしたな
お母さん
帰り道つないだ手は
どこいったの
お母さん
僕は泣きません
アナタが心配しないように