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悲の部屋  〜 投稿順表示 〜


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僕はひたすら鑑賞する

あなたの空色の瞳を

吸い込まれそうなぐらい

美しいんだ

僕は怖いよ

君の瞳に映る僕が

本当の僕なのか

映ってるのは

偽物なんじゃないかってね

空から降る雨は

まさにダイアモンド

濡らすのは街ではなく

ズタズタの僕

閉じないで

消えてしまう

閉じないで

鑑賞させてくれ

いや

鑑賞されてるのは

実は僕の方

2007/02/07 (Wed)

[22] 雨のち晴れ
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君わ泣いてるの?

雨がふってて分からないよ

手のばしたら

届く距離にいるのに
やたら遠く感じる

君と僕の心の距離が現れたんだ

雨というモザイクを借りて

僕も泣くことにしよ
家を水浸しにしたくないから

雨ってこんな冷たかったのかな

風ってこんなに

気持ちよかったかな


君ってこんなに大事だったのかな



大切な物って

大切すぎるから側にある時は

その大きさを知らないんだ

つまり

大切な物って

失わないと気づかないんだよ

笑って



君に伝えても

雨の音でかき消される

抱きしめよう

出した答えはあまりにも幼くて

なんの役にもたたない

だけど抱きしめた

笑ってほしくて

眩しい日差し

久しぶりってな感じの顔をしてる太陽が
やたらムカついた


僕の心の曇りも晴れたよ………




君が笑ったから

2007/02/08 (Thu)

[23] バイバーイ
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バイバーイ

僕等はいつもどうり
手をふった

太陽に手をふった

今日に手をふった

僕等は

いつの間にか

変わってた

バイバイを何千回くりかえして

何万回くりかえして
僕等は変わってた

地面についてた

足のサイズも

毎日ジャンケンした
手のサイズも

笑顔の数も

変わった

バイバイって呪文が嫌いになる

そんな僕が嫌いになる

汚い大人になって


どうしようもない


洗ったってとれない

すりむいた傷は治ってた

サヨナラ

幼い僕


じゃ…最後に


キレイな思いでに


バイバーイ

2007/02/18 (Sun)

[24] 歩幅
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始めの一歩で


どこまで行けるか


そんなことより


その後の何歩かで


どこまでいけるか


そっちのが


大事なんだよ

2007/03/18 (Sun)

[25] 卒業
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自分に嘘ついてた

とてつもなく悲しい

本当は泣きたい

けど見られたくなくて

目に潜んだ

なにかをこぼさないように

上手に笑った

君はそれに気づいて

目を輝かせて

サヨナラを言わなかったね

大丈夫また会える

違う道をいっても

また君に会える

そのために地球は丸いから

サヨナラ

君が言わないなら

変わりに僕が

サヨナラ

こぼさないで

それは人間の一番

すてきな表情なんだ

絶対に

絶対に忘れない

楽しかった日々

君の笑顔

そして

今日初めてみた君の

泣き顔も…

2007/03/18 (Sun)

[26] 大切だから
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あなたを思った





最後に





あなたを思った





最後まで





あなたを思った

2007/03/20 (Tue)

[27] まさか
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ほら

またココにいる

白い着物をまとった女の子

足が見える

オバケじゃないんだ

名前も知らない

顔もよく見えない

真っ白な状態で

恋をした

近づけば

太陽みたいな笑顔

話かければ

透き通る風のような声

ふれてみると

触れない

………え?!

触れない?!

ま……まさか…


オ……オバケ!!

彼女がニヤリと


僕に笑いかけた……

2007/03/22 (Thu)

[28] 深夜の詩
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自分て言えるようになった時点から

自分の絵本は始まってて

同時に

終わりも約束されてた

真っ暗で何にも見えない空間

考えるコトは

必ず悲しいことで

僕の場合アナタの死です

いつまでも隣に居てくれるとは

思っていません

ただ会いに行きたい時に

会えるようにしてもいいんじゃないでしょうか??

ケド終わりがこないコトも辛いこと

人生という檻に閉じ込められるのもゴメンです

真っ暗な空間

考えるコトは必ず悲しいこと

僕の場合

自分の死です

時という死神に命を削られながら

生きている僕達に

命を大事にしろ!!

なんて言われても説得力がない

なんなら時を殺してくださいな

神様

アナタは一体

何を思って僕を作ったのでしょう

そして

自ら造っておいて

自ら壊すのは何故でしょう

喜びと悲しみ

人は実際

悲しみに興味があり

喜びより悲しみを引きずります

神様アナタは

なんて罪なんだ

深夜

真っ暗な空間

考えるコトは

悲しいこと………

2007/03/27 (Tue)

[29] 神様は意味がないことはしない
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泣きたい時は泣きな

神様は悲しみを誰かに気づいてもらうために


涙をつくったんだよ?

こらえてちゃ涙の意味がないよ

笑いたい時は笑いな

神様は喜びを誰かと一緒に感じられるように

笑顔をつくったんだよ?

こらえてちゃ笑顔の意味がないよ

君はただ

不器用なだけ

落ち込まないで

幸せだって

必ず訪れるわけじゃない

不幸な時だってあるよ

人にはね

不幸を貯める貯金箱があるの

たしか心臓のあたりに

貯金箱がある程度いっぱいになると

神様が貯金箱を持ってってくれる

次は幸せの貯金箱をくれるんだよ

信じて………

不幸の後は

その11510倍

嬉しいことがあるから

2007/04/02 (Mon)

[30] 布団の中
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真っ暗で

何も見えなくて

息が吸いずらい空間

入ってても

苦しいだけで得なんてないけど

なんだか落ち着くんだ

昔母さんが

寝る前に僕を包んでくれたような

優しい温かさ

辛いコトなんて

全部忘れて

忘れて…………

わす…


気づいたら

夢の中に……

2007/04/02 (Mon)
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