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坂上ふゆうの部屋  〜 新着順表示 〜


[4] ツクリモノ
詩人:坂上ふゆう [投票][編集]

木や花に憧れて
水や山に憧れて
人間なんてどうでもよかった
ルールやなんかも必要性がわからなかった

もともと思ってたことだよ

価値観をあまりに押し付けられたので
飽和状態になってしまっていたんだ
気付いていたのかも解らないよ


あぁ 神さま

あなたはどの神様を信じていますか?


ツクリモノばかりに思えるんだな
人間がツクリモノの物語を溢れ冴えせるから
私は慣れるしかなかったんだ
そのくせ そのなかの本物の物語を探しているんだ

言い訳ばかりの日々は腐りきっている形で維持される

何を主張しても意味ないよ
本屋言葉や国ばかりで
バスや電車やビルばかりで
心はもう震えないよ
逃げ場のなさに
私さえ人間で
君さえ人間で
神さえツクリモノめいていて

2005/02/21 (Mon)

[3] 行かないで
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そして言ってみてよ 私に

どこにも行かないでと 1つ


嘘の気持ちでもいいから


行かないでと言ってみてよ
そしたら 行きたくなくなるかも 知れないし
私はずっとそこにいたいし

まちがって 私を送り出さないでよ
私はまちがっても 泣かないから
優しく 突き放してよ
ウソツキと呼ばれてもいいくらい
覚悟して 言ってみてよ

2005/02/10 (Thu)

[2] 優しくも、なくて
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優しくも、なくて。
冷たさも、あって。

ときどき少しだけ?
少しだけ、恋して。
だけど、知らないで。
知らないで、触らないで、気付かないで、そのままで、いてね。

叫びたく、なって。
そんなこと、なくて。
会いたく、なって。
でも連絡はできない。
気付かないで、このままで。
騙されて、騙して。
まだこのままで、許して。

2004/09/22 (Wed)

[1] 
詩人:坂上ふゆう [投票][編集]

ふと空を見上げたら
月は青白く照らしてた
窓から見るとひどく遠いのに
暖かいものに見えた

純粋に見えるあの光は
太陽の反射だと覚えた
あんなに違うものなのに

太陽に願う
月を照らさないで
月の光は優しいけれど
許しも慰みも欲しくないから
どうかお願い照らさないで

見上げるとまだ反射を続けて
大きな優しさで包みこもうと
太陽から受けた青い光で

2004/08/25 (Wed)

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