その笑顔を掴みたくて少し急ぎすぎたかな?横切った風に包まれたくて少し焦りすぎたかな?僕の中心に君はいて、僕の中に君はいて、いつだって笑顔なんだ。あの空の一部分でいいから、僕のものにしたかった。全て欲しいなんて言わないから少しだけ。見ている空が本物だとは限らないけど、今はそう信じたいよ。走った先が雲の中だったらいい。息の切れる場所が空だったらいい。倒れる元が君の腕の中だったらそれでいいんだ。
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