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もふぅの部屋


[15] 後ろ姿
詩人:もふぅ [投票][編集]

後ろ姿を追いかけてしまいたい衝動に駆られる。

走りだした君を振り向かせたくて…。


強く吹いた風。
瞬きをしそうになる眼を必死に開けて
最後の君の姿を眼に焼き付ける。


君の話したこと今になってやっと理解できる。
あの時の濁った音が今でも耳から離れない。


一方通行の道でも君なら駆け抜けられるよね。
僕が心配してることなんて君にとったら小さいことなんだよね。


簡単な言葉を難しい言葉に変えようとして、
わざと理解できなくしていたのかな。
歌える歌も歌わずに、
後悔するのは僕なんだってやっと今気付いたよ。


君がいなくなった今は、
僕が出来ることをやっていこうって思うんだ。


だから君は安心してゆっくり休んで。

2005/06/15 (Wed)

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