君が呟いた言葉が今も忘れられない。空は悔しいほど晴れてて、大きな声で叫んだ。呟くなんて卑怯だよ。どうせなら大声で叫んで欲しかった。そしたら私は聞こえないフリなんてしなかったのに。いつまでたっても心から剥がれない。もう君はいないのにね。『バイバイ』って呟いた君。今でも声の温もりも何もかも残ってる。だけど・・・せめて最後に笑いかけたかった。
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