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めいの部屋


[19] 太陽を掴むために
詩人:めい [投票][編集]

子供の頃は希望に満ちていた

太陽に向かって手をのばせば
太陽を掴める気がしてた
夢に向かって手をのばせば
夢を掴める気がしてた

だけど今は違う

太陽に夢に手をのばしても
何も掴める気がしない
手から零れ落ちてしまう希望

子供の頃は何でも掴める気がしてた
大人になって何も掴める気がしない

多くの知識と引き換えに絶望が増えていく

だから僕は手から零れ落ちた希望を
ゆっくり丁寧に掬ってあげるんだ
もう二度と零れ落ちないように

太陽を夢を掴むために
もう一度希望を掴むんだ

2007/02/25 (Sun)

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