ホーム > 詩人の部屋 > underdogの部屋 > 新着順表示

underdogの部屋  〜 新着順表示 〜


[13] 戯れ事
詩人:underdog [投票][編集]

また言われた
大人の戯れ事
毎度毎度ごくろうなこった
いつもいつもよく言うもんだ
良くお分かりで

自分の為?
笑っちまう
なんも分かってないのはそっちの方さ

あんたは俺を分かろうとしない

僕はただの事象、イベントでかたずけられる
お仕事お疲れ様

次はどうするつもりだい?
もう俺には何も無い
さよならするしかないな

最後に言いたい


俺もあんたを理解しようとしなかった


ごめんなさい

2005/11/03 (Thu)

[12] 孤独な牢獄
詩人:underdog [投票][編集]

カーテンの向こう
外の世界

薄い壁で区切られた
この狭い牢獄

カギなんか無い
自分で入ってるから

日差しを浴びて
光合成したって

意味が無い

生きていないから

そう、死んでいる
何もかも死んでいる


この鉄の檻
誰かぶち壊してくれ

辛く重い鉄の色
誰か吹き飛ばしてくれ

お腹が空いた
僕は生きようとしている

死んでいる訳無い

生きてるから
こんなに苦しいんだ



誰かぶち壊してくれ


この僕を

2005/11/03 (Thu)

[11] 独り言
詩人:underdog [投票][編集]

相手を否定したって

自分は正当化出来るわけじゃない

わかってるはずなのに

何故なんだろうか

自分に出来ないこと

自分に無いもの

羨ましくてしょうがないんだ

知っているなら教えてほしい

なんで君と僕は違うの?

みんな同じにすれば良かったのに


誰に言えばいいんだろうか

2005/11/02 (Wed)

[10] 生きる
詩人:underdog [投票][編集]

もう慣れてしまった
何となく一人な気がして
誰も信じられなくて
死ぬ勇気もないんで
今日も何となく生きる

目的もなくて
楽しくもなくて
興味もないし
死ぬ勇気がないから
今日も何となく生きる

他人が羨ましい
何故笑っていられるのか
分からなくなったんだ
大切な事を忘れてしまった
もうそんなことも
遠い過去のようだ

またいつもの如く
明日は来る
辛い事があっても
苦しい事があっても
越えて行けるだろうか?


夕日を見ていた


痛くも苦しくもないのに

涙が落ちた

明日も僕は生きているだろうか?

何故だか胸が苦しくなった

2005/10/30 (Sun)

[9] オンライン
詩人:underdog [投票][編集]

僕ら
この紙切れに書かれた
無意味な線に
何度悩まされただろうか

出来ることなら
手を差し延べ合いたい
許されないことだとしても

僕ら
今日も深く眠りにつく
明けない夜だとしても
信じて疑わなかった

飛び交う火の中
僕は祈った。
神でも仏でもなく
自分に、君に

僕ら
信じて疑わなかった

2005/10/30 (Sun)

[8] 曲がり角
詩人:underdog [投票][編集]

退屈な毎日過ごす僕は

新しい曲がり角探してた

歩き続けるために歩いた

見つかる物はゴミばかり

ゴミ溜めのような頭も

もうそろそろ限界かな



存在していたんだ。僕の背後に

変わるのは色 降るのは涙

やっと見つけた曲がり角

曲がることに意味はなく

探す事で知る事はなかった


やっと分かった。その理由

探していたのは君への言葉

2005/02/21 (Mon)

[7] 終末
詩人:underdog [投票][編集]

世界の終わりに

自分の終わりに

何をするか

何を考えるか

世界が終わってみなけりゃ

そんなこと分からない

だけど傍には

空気があって

使いふるしたライターがあって

呼吸をしていて

表情は分からないけど

笑っていて

テレビでも見ているのか

誰かが受験に合格したのか

お金を拾ったのか

とりあえず笑っていて

そんなもんだろう

世界が終わっても

まだ、終わっていないかのように

僕は笑っているだろう

そんなもんだろう

2005/02/17 (Thu)

[6] 懐かしトカゲ
詩人:underdog [投票][編集]

帰り道

駄菓子屋を通った

業者の人がせっせと

お菓子か何かを出している


坂道で

帰りに下ったら

また行きに登らなきゃいけない

でも帰る為ならしかたない


道を通ったら

トカゲが逃げて

僕も逃げるように自転車こぐ


夕日が赤くなってきて

やけに綺麗に見えた

近所の窓が赤く

反射して眩しい



懐かしさに浸って

また坂道下った

変わらぬ道に

あの日とは

すっかり変わった僕が

妙に場違いに見えた

2005/02/14 (Mon)

[5] 香り
詩人:underdog [投票][編集]

匂いがした。

桜の花の匂いだった

青空の匂いだった


匂いがした。

人の匂いだった

灯油の匂いだった


匂いがした。

桜が、青空が、なくなっていた

人さえも、なくなっていた


残ったのは灯油の匂いだけだった

2005/02/13 (Sun)

[4] 自分
詩人:underdog [投票][編集]

上へ上へと進んだ

何から何まで見た。

下も、上も

全部見た。


分からない事はなくなった


ふと思った



僕の顔ってどんなだっけ?

2005/02/13 (Sun)
33件中 (21-30) [ 1 2 3 4
- 詩人の部屋 -