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gofの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 
詩人:gof [投票][編集]

青い夜は 哀しみの海を
絡まり草は 憂いを

カタチあるものは 噛み砕いた錠剤の列
きみが笑った余韻で 生きている貝殻

波は 風は ドレミファソラシドじゃなく
きみの瞬きの瞬間に生まれ落ちた鼓動です

さよならサレンダー
時計ならあの日のまま

2017/02/02 (Thu)

[2] 
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そとの世界で 寒がりのぼくらは

かよわき瞳で 言葉をサイダーで紛らす

子供の頃のうた
もう数万光年彼方の恋景色

木曜の朝に 寝癖の跡で

大好きだったマフラーのきみを想って

ただ笑ってほしかったんだっけ

2017/02/02 (Thu)

[3] b
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マリオネットスタンダード

きみも ぼくも
世界のあらゆる点と線に
影響を受けて繰られて暮らす

かわいそうな子猫

ぼくらもいつかは
ひとりで消えちゃって

それでも繋いだ点と線
繋いだ手と手にしか
感じれない記憶やぬくもりが
あるんだって あると信じてるんだって

2017/02/02 (Thu)

[4] #
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解れた くるしみを ぐるぐるぐる
ゆめやぶれても お腹は空くぞ

ラララ こんなにも 呼吸しちゃって
枯れそな涙にも 尽きない音がくるまって

逃げても逃げきれないのだ
かかえて生きてくんだって

いきるのうた ああ いきるのうた

2017/02/02 (Thu)

[5] 
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かくせない波紋は
赤らめた頬は

桃みたいな香り色して
好きなレコードの和音で

明日も深くきっと
あのいつかの窓辺から 海に浮かぶ月夜で
きみを大切と唄う歌にするんだ

ぶれない一筋は
まぶたの裏にだって
眠る影にだって

2017/02/02 (Thu)

[6] draw
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グッドバイ グッドバイ

この紙切れは セロファンの海から拾い

一羽の鶴が 悲しい夢を

拭い切れずに仕上げた

プラネット ラムネ 誰かの片方靴下

夜闇に 彼彼女は息荒れながら

すれ違うまま 優しく眠るのだ

心はひとつ 心はひとつひとつ

無数の星々のように

2017/02/25 (Sat)

[7] sukumu
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いつかのピアノ 彼女の背中

ラメの爪 気の利かない捨台詞

玄界灘は 夜をさらに濃くする様で

好きな花の香りも みえなくさせたよ

さよならなんて 簡単なものじゃない

淵に 淵に 調子のよい子猫も

すねちゃって ストレージ不足で

思い出にばかり巡って

明日なんて知らない風で

だからこそ

今にだって歩き出したいのに

2017/02/25 (Sat)

[8] sava
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雑草は命のありさま
この悲しみを
きみが丸めた紙くずの深淵を
わだかまりを夏の水溜りへ
さらう さらう さらう
慈しみの最中に
プラスチックのハート型よ
声がまだ出せるなら
まだある 明日はある

2017/08/26 (Sat)

[9] alvvays
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オルガンにサヨナラと描いた
鮮明な赤

海のそばで捨てられた子猫

微睡みに現れた君は

ぼくの何を示してくれたの?

ガランとした部屋に

壁はグレーじゃいけないよね

花を花を薔薇を

朽ちない命のルージュで描くんだ

名前をローマ字でね

2017/08/26 (Sat)

[10] 
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身を屈めて

ベランダから街のネオンをみてる

壮大な物語が蠢く傍で

ぼくはアイスクリームを欲しがり

あの夕暮れとおじいちゃんに
買ってもらったメロンソーダを

ああ そんな物に涙が出そうになって

ぼくはいい大人の歳にもなって
なにを望む なにを欲しがる

ただ、きみと出会えて
それだけで選ばれた命として
まだ先は永遠のようにあるじゃないか

憎しみなんて 怒りなんて 妬みなんて
くそくらえ くそくらえだよ

血液の脈々を意識してみよう
明日には映画をみにいこう
無限にある絵の色 想像してもまだ足りない
ありがたく ありがとうと 抱えよう
きみに大好きって伝えよう
伝えたい 伝えようとするまなざし
ただそれだけで

2017/08/26 (Sat)
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