そとの世界で 寒がりのぼくらは

かよわき瞳で 言葉をサイダーで紛らす

子供の頃のうた
もう数万光年彼方の恋景色

木曜の朝に 寝癖の跡で

大好きだったマフラーのきみを想って

ただ笑ってほしかったんだっけ

青い夜は 哀しみの海を
絡まり草は 憂いを

カタチあるものは 噛み砕いた錠剤の列
きみが笑った余韻で 生きている貝殻

波は 風は ドレミファソラシドじゃなく
きみの瞬きの瞬間に生まれ落ちた鼓動です

さよならサレンダー
時計ならあの日のまま