ほとばしるほどに
湧き出る汗

全身を這うように
鳥肌がたつ

意識さえも
朦朧とするなか

体中で感じている

いっそこのまま
果ててしまいたい


朽ちるほどに
















どうやら
風邪をひいたようださえも

世の中は
"期待外れ"で
できている

だから簡単だ

きっと優しさに
振り回されただけ

もう君の好きな曲が
聞こえてこない場所で
また君の‘声’を
求めている

耳の奥で木霊する
確かな言霊

未完成に対する魅力に
ただただ堕落する

もう掴むものはない

切れた糸を
手繰り寄せても
届くのは
解れた線

埋めきれない隙間から
すり抜けていくのを
指もくわえず
眺めているだけ


そこにためらいはない

飾らなくていい

いつもの
わがままを
聞かせて

終わりを終わりと思う
悲しみと切なさ

終わりを始まりと知る
またいつか

誰がために泣く
人を愛せと心が叫ぶ

そして僕は
誰がために笑う

綺麗になりましょう
苦しみを経て

綺麗になりましょう
温もりを得て

当たり前になったんじゃ
ないんだよ

切っても切れない
関係になったんだよ

期待も絶望も
勝手にしただけ

押し付けるな

また１つ
傷を増やすたび

また少し
感情を無くす