越えられない壁なんてない

だって君は独りじゃないから

空だって飛べる

いつかきっと
優しさと出逢える

いつかきっと
温もりと巡り会う

いつかきっと
笑顔が溢れ出す

いつかきっと
幸せを掴める


今をきっと
乗り越えていける

君の

悲しみ、苦しみ、辛さ、痛み

僕が盗んでやる

証拠の変わりに

笑顔と幸せ

残してさ。

遠くを見すぎて

足を踏み外した

感情のままに歩くのは

少し苦手だ

こんなに
好きになるなら

この場所に生まれたかった。

こんなに
好きになるなら

この場所に来るんじゃなかった。

風が変わった…

いつものように

やっぱ
気付くんだ

どんなに
目を背けても

心が感じる

ただ僕は
この季節の名前を
知らない

どう呼べば良いのか
知らない


でも僕は
本当は知っている。

気付かないフリをする。


だって
季節は繰り返す

僕は
それも知っている。

お前に幸せ

俺がやるよ。

たがら

お前の未来を

俺にくれろ。

この先で見る
僕の笑顔が

君への贈り物に
なるように


ずっとそばに
居たいと願う

だから忘れないで
君のそばには

いつも僕がいると
いうこと

この気持ちが
君に届けば
良いと思う僕は


これから出逢う
２人の未来

こぼさず
失さないように

１つ１つ
大切なもので
宝物で


君の笑顔から
滲む幸せ
僕が拾い集める

だから今日も
その笑顔を
心のアルバムに
収めよう

甘い
香りに
包まれて


淡く
優しい
キスをして

目を閉じて

思い描く世界は

壮大で


夢が覚め
現実とのギャップに
酷く落胆する

ため息混じりで
ドアを開け

また果てしない
途方に暮れる

涙で視界が歪みだし
乱れた髪もそのままに


夜の灯りを付けたまま

また目を閉じる


ありきたりな言葉で
成り立つ世界を

ありふれた言葉で
作り上げていく


目を開けまた気付く

そして
ため息混じりで

ドアを閉める


涙が渇いたことさえも
知らずに…