詩人:キュウー | [投票][編集] |
いつから僕は
何かを失うことに慣れてしまったんだろう
いつから君は
何かを失うことを恐れるようになったんだろう
何かを伝えようと思う
今すぐにでも
でも紡ぐ言葉が見付からない
伝えたい思いはあるはずなのに
何に甘えていたのか
温もりが思い出せない
かけがえのない光は
脆く儚い夢と消え
陰のなかの闇は
僕を包み込んでくれる
優しさですか?
問う声の続きは無い
また意味を探してしまうのか
また繰り返すのか
見当たらない真実と
見ようとしない現実
きっとまた日が沈む
紡ぐ言葉が見付からないだけ
涙は止まってはくれない
伝えたい思いは胸の中のまま、眠ったまま
目覚める衝動を抑える君は歩き出した
また日が登る
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君に逢ったその日から
僕らの道は決まってたんだろう
惹かれあって
離れていくんだね
触れたくても触れられない想いが
とてもはがゆくて
何を憎めば僕の心は
癒されてゆくの
こうなることを知っていれば
君との道で少し
足踏みもできたのに
君の笑顔も君の優しさも
僕の真ん中あたりで
胸を締め付ける
君のわがままも君の涙も
僕の胸の奥のほうで
今も響いてる
温かい背中
今も追いかけて
きっと
ずっと君を忘れない
忘れられないから
僕も背を向けて
歩く1人ミチ
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何かが新しくなるからって
何も変わらないんだよ
夜が明けても
僕の隣に居れば良い
新年の幕開けだけど
いつもと同じ
繰り返しの中の
日常なんだよ
ほんの1部で
何も変わらないんだよ
あなたは
ここに
居れば良い
何かが変わっても
僕らの気持ちが
同じである限り
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今日も明日も
雨は止みそうにない
水たまりを避けながら
歩いているのに
吸い込まれるように
右足はびしょ濡れ
涙はごまかせても
気持ちはごまかせない
吐けばいい。
ぶつけてみればいい。
優しさが他愛もない隙間から覗き見してる
誰かが言う
愛されたくば
愛しなさい
無茶言うなよ
人は誰しも欲する。
わかっているから
与えておくれ
最後の記憶は
少し眠い丑三つ時
そっか。
落ちたのか。