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キュウーの部屋


[261] 青春カーブ
詩人:キュウー [投票][得票][編集]

僕がおもいっきり投げたカーブは小さな弧を描いた

相手の手元に辿り着くまでに少し時間はかかったものの

すぐさま大きな弧を描き飛んで行く

見上げた先には入道雲

その白い雲に白い球が合混じって消えた

夏の青さにみとれていた僕を現実に戻したのは

プールに飛び込んだボールの音だった

こんなもんか?って道具のせいにして

性懲りも無くまた

僕は

小さな弧を描いた




あれは暑い暑い夏の日だったかな




2006/06/20 (Tue)

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