綺麗に片付けられた
その場所は
僕とあなたの
思い出の場所
笑ったり
怒ったり
何もしてやれなかった
いつまでも
見送るあなたの姿
胸が痛んだ
僕が不甲斐ないから
あなたを
悲しませることになった
あなたは
最後まで笑顔で
手を降り続けていた
小さくなっていく
あなたが
涙を流したことを
僕は知らないまま
何もしてやれなかった
だから僕は
初めての詩を書こう
涙を流したことを
あなたに
知らせないまま
どんなに部屋を片付けてもね
いつでも思い出せるよ
あなたの笑顔…
2008/03/21 (Fri)