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キュウーの部屋


[64] 母の声
詩人:キュウー [投票][編集]

今にも届きそうだったから少し背伸びして思わず手を伸ばした

でも

やっぱ届かなくて辺りを見渡した

今度は跳んでみた

やっぱ届かなくて辺りを見渡した


恥ずかしいな
こんなにたくさん人がいるけど声かけれない
でも諦めれないよ





『帰ろ』

買い物終わりの母の声で
少女は風船のことを諦めることができました



2006/02/04 (Sat)

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