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灰色の部屋


[58] 夜明け
詩人:灰色 [投票][編集]

現実は理想とは、程遠い。

夜は明ける。

だけど、明けてほしくない夜だって

あるんだ。

理想が踊る夢を見た夜は、

太陽に休んでいて欲しい。

朝は、現実と同じだから。


たとえ、夜の見せる幻にいつまでも
縋っているわけにはいかないと、知ってはいても。

2009/09/06 (Sun)

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