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[190522] おもちゃの兵隊
詩人:壬治 [投票][編集]

そろそろ治りそうだった傷も
誰かの態度で悪化して
傷口はどんどん広がって・・

塩を揉みこまれるような
そんな苦しい言葉ばかり
心に鉛のように溜まっていく

化膿して腐っていって
ぜんぶ壊死してそう
何も感じない人形のように

現実はとめどなく
時間だって止まらない

果てしなく敷き詰められた
この悲しみを前にして
しずかに途方に暮れている

2016/01/07 (Thu)

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