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詩人:壬治 [投票][編集]

不幸をいつでも虚飾で上塗りして
頭からつま先まで
よそゆきで愛してた

だから今更、素直にはなれない
本当のことは絶対に言わない

真実は頭の中で置き去りにされて
走らせた嘘をまた繋げ
ここできつく蓋をする

泣きわめくことすら、もうしない

君の何かが弾けたことに
気づいてしまったから

2015/10/10 (Sat)

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