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壬治の部屋


[135] PINK
詩人:壬治 [投票][編集]

考える暇もないほど
この喧騒に身を置けばまた
削られてちいさく萎んでゆく

彼女に会いたいと思えば思うほど苦しい

脳みその奥に隠れてる
心のなかに埋もれてる
大事な何かはしたたり落ちて
ここからあふれて全部零れてしまう

言葉が積もって味覚を忘れて
世界はどんどん裏切りを学ぶ
思い出したいと思う出来事だけ
瞬時にひっぱりだしたいのに

彼女に愛されたいと思えば思うほど切ない

2015/11/09 (Mon)

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