ホーム > 詩人の部屋 > 壬治の部屋 > memento mori

壬治の部屋


[35] memento mori
詩人:壬治 [投票][編集]

淀みなくつづく今夜の空も
気まぐれに月を浮かべ
キラリと笑う

そばに寄りそう星屑のように
あの街のどこか眠る
貴女を想う

現実よ、お休み。
夢におはよう

生まれ変わるよ
新しい心を抱いて

こらえた泪を存分に流したら
突き刺してもっと

強くはげしい言葉で

生まれたそのワケを
生きてくこの意味を

愛することの意義と
愛される日の意志を

2015/06/06 (Sat)

前頁] [壬治の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -