名も知らぬ花が人知れずひっそりと咲いて散るようにそしてまた新しい息吹が芽吹いてそこで巡りゆくように誰もその歌を知らないけれどいつも胸の中で逞しく響いている戦士になるために生まれてきたんだ最初からずっと自由だったんだまぶたの外のことは関係ないんだだってぜんぶ自分が決めるんだ
[前頁] [壬治の部屋] [次頁]