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壬治の部屋


[75] 黒いたてがみ
詩人:壬治 [投票][編集]

こっちを向いて
いつもずっと

さらってもいい未来ごと

こぼれおちたら
拾いあつめよう

ともし火のあたたかさに
目をつむるように

たそがれて

ぼくを呼ぶ声

その瞬間に
こころが引きよせた

黒いたてがみ
うつくしいから

目を奪われて

息することもわすれてた

孤独ごと抱いて
また口ずさもう

ひらめきを待って
夜にとけよう

ただならぬ魅力をまとう人

ほほえんでいて
これからもずっと

2015/08/07 (Fri)

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