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壬治の部屋


[87] 天国に近い場所
詩人:壬治 [投票][編集]

不安に囲まれて涙が溢れて
仕方がないとき・・・
それでも聴きたい歌があった

諦めずにきたんだよ
君もそうでしょ
あの空を同じように
いっしょに見上げたい

あの月を同じように
美しいと感じたい

生きていることを思い出すために
傷つけあった
日々を流して

ここにいるよって
言うのは容易いけど
流されずに耐えるのは
力がいることだから

たまにはつかの間の孤独
窓際のポエム
浸りながら涙で
癒すのもいいでしょ

囁くように瞬く星が
ふたりの時間を照らす

それは静かでとても穏やかな
この世で最も
天国に近い場所

2015/09/05 (Sat)

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