詩人:スマイル | [投票][編集] |
柩と手紙と涙と共に
君は骨になりました
硬くて白くて香ばしい
ただの骨になりました
輪郭を眼で追って
骨に面影を求めました
ほどなくして諦め
骨は骨だと理解し
私は大人になりました
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大きく白い吐息の量が
紅く火照ったその頬が
走る君を想像させた
謝らなくても大丈夫
待つのは意外と好きだから
わざと冷やした指先に
なるべく早く気が付いて
凍えた私の指先を
火照った両手で温めて
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君の涙は薄く透明
素直で無垢な心の色が
流した涙に映るから
やがて君は立ち上がり
強さを持って歩きだす
私は少し眼を細め
君の背中に手を添えた
君を包む光さえ
私の眼には眩しくて
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紛争動画を見た時に、生まれた使命は無いと知る
飛び降り自殺を見た時に、運命など無いと知る
みんながこの詩を見れるのは、生きる努力をしたからで
使命の無い世の中に、少なからずの意味を見たから
詩人:スマイル | [投票][編集] |
眠たいのですか?
わかりました
私も眠ります
腕枕をご所望ですか?
了解しました
どうぞコチラに
寝にくい?
ゴツくてすみません
あの、抱き付かれるのは遠慮したいです
はい?
いや、アナタよだれ垂らすでしょ?
あぁすみません
叩かないで下さい
わかりました
手を握っておけばいいんですね?
大丈夫です
離しませんよ
……おやおや
眠るのが早いこと
おやすみなさい
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『生きているから泣けるのよ』なんて……
こんな言葉、誰が言ったんだ?
生きているのに笑えないのはどうしてだ?
泣くために生きてるわけじゃ無いんだよ
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友達と「冬だね」なんて言いながら、寒くもない体を擦る。
普段は何ともないけれど
心にあいた隙間には、冷えた空気が少し痛い
心の位置が分かるなら
どうかそっと擦っておくれ
私の心は小さいけれど
壊さないように
ゆっくりと