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スマイルの部屋


[13] 待ち合わせ
詩人:スマイル [投票][得票][編集]

大きく白い吐息の量が
紅く火照ったその頬が
走る君を想像させた
謝らなくても大丈夫
待つのは意外と好きだから

わざと冷やした指先に
なるべく早く気が付いて
凍えた私の指先を
火照った両手で温めて

2010/11/15 (Mon)

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