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スマイルの部屋


[59] 午前六時
詩人:スマイル [投票][得票][編集]

腫れた瞼と浮腫んだ顔を、きっと貴女は笑うのでしょう。
額をなでて、袖で涙を拭うのでしょう。
そっと頭を抱き寄せて、再び寝息をたてるのでしょう。

だから私は大人しく
声を殺して耐えてみる
私の涙が渇かぬうちは
貴女が目覚めてしまわぬように

2010/12/23 (Thu)

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