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霧咲JACの部屋


[3] only 優…
詩人:霧咲JAC [投票][編集]



今さら写真を捨てたって
どうしようもないし
意味なんてない

妬いて焼かれて
揚げたての果実なら
焦げた端っこを
今すぐ つまんで

どうせ私は
黒コゲだけど
そうさせたのは
多分あなた

吐息に白い色を
つけちゃう前に

その声で灰に
してくれたのね

だけど
最初から私が
あなたの中に存在してなくても

ただ1つだけ
忘れられない
only 優…

また その優しさで
叶わない夢を
見てしまうから


2005/09/11 (Sun)

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