詩人:ひつじの夢 | [投票][編集] |
朝から雨。
少し大きかったズボンが水を吸って、冷たくて、寒い。
冷たいなって思いながら足元の空を見た。
悲しい色。
小さい頃、雨は神様の涙だと思ってた。
じゃあ今神様は泣いているのかな?
悲しいことがあったのかな?
この冷たさは、神様の悲しみなのかな?
僕は神様の涙を少しでも拭いてあげられたのかな?
神様、神様。
もう悲しまないで。
アナタの作った世界はこんなに綺麗です。
目かくしをしたくなるようなこともたくさんあるけれど、
この手の中にいれてずっとずっと見ていたいモノもある。
僕はこの綺麗な世界を見るために、目かくしをとって歩いています。
ありがとう、とアナタに言いたい。
ここに僕をいさせてくれて、この世界を歩かせてくれてありがとう、とアナタに言いたい。
悲しい色が無くなれば良い。
アナタの涙が嬉し涙にかわればいい。
虹がでれば良い。
アナタが笑えれば良い。
詩人:ひつじの夢 | [投票][編集] |
君は勝手なことばっかり。
僕だっておんなじことが言いたいよ、
僕だっておんなじこと思ってる。
「泣かないで」
なんて。
勝手だよ。
だったら君も泣かないで。
僕の目の届かないとこで泣かないで。
僕の前で、僕の手が届くところで。
その小さな肩を抱きしめさせて。
君の顔を濡らす涙をそっとこの指ですくいたい。
「アナタの幸せが私の幸せ」
なんて勝手なんだろう。
だったら僕は幸せになろう。
世界で一番、幸せになろう。
それが君の幸せであるなら。
僕の幸せは
君が幸せであることなんだから。
世界で一番君が幸せでありますように。