詩人:竹村章紗 | [投票][編集] |
喧嘩して気付いたよ
7年一緒にいても
あなたの事をまだ知らない
嫌な思いはするけれど
仲良しだけじゃだめなんだ
ねえもっと喧嘩しようよ
知ったかぶりはやめようよ
もっと知りたいんだあなたのこと
もっと知ってほしいんだ私のこと
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誰かのために何かしてあげたい
嫌がられるかもしれない
余計なことかもしれない
でも
何かしたい
そう思うことができれば
あなたは一歩大人になったんだよ
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この詩(うた)に
何て名前を付けようか
愛だの恋だの
生だの死だの
色々書くけど
いつも悩む
名付けが下手なんじゃない
ふさわしい言葉が見つからないだけなんだ
そう言い訳をしつつ
今日も私は書き続ける
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優しくされたい
一番に想ってほしい
四六時中そう思ってるよ
でも
いざ優しくされると
不安になる
一番だよと言われると
疑ってしまう
なんでだろう?
いつからだろう?
人を信じられなくなったのは
心の傷口から臆病虫が入り込んだんだ
きっと
こんな私は贅沢者なのかな…
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そうやって
また我慢するんだね
病気だから仕方ないって
納得しようとするんだね
身体を突き抜け
心まで達した深い傷を
いくつも抱えてるのに
あなたを傷つけた愚か者は
傷つけた事すら忘れてる
愚か者は…私は…
あなたの偉大さに包まれ
何度も落とそうとした命を抱えながら
あなたから授かった命を抱えながら
一粒も無駄にすることなく生きて償おうと思います
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半袖のワンピース
ほのかに明るい午後6時
子どもたちの笑い声
眩しい夏の名残り
薄手のカーディガン
すっかり沈んだ太陽
金木犀の香り
ああ
このまま過ぎていってしまうのでしょう
目隠しをされたまま
立ち止まることも許されず
貴方を想うことも許されず
忘れることより
過ぎ行く季節に怯えてる
ああ
このまま過ぎていってしまうのでしょう
このまま過ぎていってしまうのでしょう
このまま…
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あなたと私のお約束
皆と私のお約束
なんという束縛感
守らなくてはいけないから人は約束をする
ノーと言えないから守ってるふりはするけど
息苦しい
その時の感情のままに動かせて
約束なんて私には何の意味も持たない
どうして冷たい目で見るの?
どうして軽蔑するの?
自由と責任は紙一重
わかっているから好きにさせて
お願いだから…
またそこで約束が生まれる
私は…人は…約束から逃げることはできないんだ