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はちざえもんの部屋


[32] 沈黙の春
詩人:はちざえもん [投票][得票][編集]

小鳥の囀りは春を嘯く
訪れぬ春の陽を 夢見るように

人類の栄華を左手に携えて
ならば右手に何を添えようか?

胸の中の空白は何人も補えぬ

風は吹きし日の頃
記憶を刻むように
城壁に吹き付ける

桃源郷は夢の跡 死の灰に消えた
それは思い上がった僕らへの罰なのだろう

やがて暮れる陽に 胸のざわめきは高まる
贖えぬ罪を右手に
この場所で生きていこう

2007/11/29 (Thu)

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