| 詩人:さんだーそにあ@ | [投票][編集] |
未来なんて期待してませんから
私は私を使い切るつもりです
シアワセなのかは分かりません
それは結果で
私は現在
私を進行中なのですから
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食後のティラミスを食べていたら
突然何の前触れもなく
友から電話がきた
友は去っていく
これが最後の会話
これは進行形の別れ
友は中々電話を切ろうとしない
僕も電話を切ろうと思わない
僕らは思いのほか盛り上がる
友と僕の過去にはいろいろあったけど
将来のことを話すときは
そんなものは消えてしまうのだろう
僕が北に旅行すると言うと
友も北に行きたいと言う
キミはこれから南に行くというのに
やがて会話が途切れ電話が終わる
友はこれから一人で頑張るのだ
僕は少しでも元気づけられたかな?
そして僕は
食べかけのティラミスを
調べた
ティラミスの語源はイタリア語で
「私を引き上げて」
即ち「私を元気付けて!」
もう会えないわけでもないのに
涙がでた
たくさん・・たくさん・・・
今度友と会うときは
一緒に食べようと思い
最後の一口を運んだ
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結局あなたは一度も
好きだと言ってくれませんでしたね
いつも一緒にいてくれて
助け合ってくれたのに
そういうとこだけは曖昧でしたね
あなたらしいと言えばそうですが
今となっては少し哀しいです
なので
あなたの分まで私が言います
私はあなたが好きです
好きでした
告白の後
最初で最後の口づけを冷たい墓標に一つ
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月灯りや輝く星が
存在しない夜が好き
たとえか細い光でも
眠りを妨げるから
灯りなんて邪魔なだけ
どうせ目が開く事なんてないのだから
両目を穿つだけなら必要なく
私の醜さを映し出すだけなら
鏡の様に割ってあげる
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重い風船
膨らむ密度が、飛ん出く角度が、混ざり合って
いつまでも空に辿り着けない
憧れなんて一欠片すら無い
空が一方的に雲や雨を使って誘惑する
中身が僕な風船は重いくせに浮かんで
空中でも、水中でも関係無しに流されて
沈まない
ただそれだけを願い
ただそれだけの為にある風船
僕は風船にいる
ここからは何も見えない
時間や運命なんて名前の梟が風船と同じ風を飛び
ほどなく風船を容赦なく切り裂くだろう
何の罪悪感もなく切捨てなれた無機物のように
僕の命の詰まった何より僕自身が入っている風船
ひたすら目的も未来も持つこともなく漂う
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恋の悩みを抱えてるやつなんて
相手にぶつかりもしないで
うだうだ迷ってるやつばかり
始まる前から終わらしてるあんたには
悩む資格なんてないさね
・・・て言われました
それでもやっぱり私は怖い
だって
今の関係を崩したくないんだもん
始まった瞬間に終わってしまった
私の片想い
それでも
この気持ちは抑えられない
伝えたい・・
どうしよ。。
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そりゃあね
誰かが美味そうに舐めてりゃ
欲しくもなる
そうさね
それは決して悪いことじゃあない
うんにゃ
そこまでなら悪くはない
ただ
ヒトに習って手前も舐め始めるようなら
まるで台無し
意味ってモンが欠片も残りゃしない
それならまだ
人のモノを見て
涎を垂らしてる方がまだ賢いってもんだ
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過去のことを引きずっていたり
今現在のことでうじうじ悩むのは止めた
これからは未来のことだけについて
考えることにしよう
・・・
だめだ
過去や現在のことを無視したら
未来なんて何もないじゃない
当たり前のことだけど
中々自分では気づかないよね
当たり前のことにはさ
過去くんも現在ちゃんも
当たり前のようにキミの傍にいるけど
きちんと振り向いてあげないとね
そうすれば未来っちに会えるさー
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ねぇ、夢ってのはどこに埋まってんの?
そこら中穴だらけにしても見付からないんだ。
アキラメかけてるんだけど
どうすればいい?
どうやれば見つかる?
──ドンナユメ?
──ユメハナニ?
そうか、それを忘れてたんだ。
どおりで見つかんないワケだ。
で、アンタは誰だ?
──キミノユメダヨ、あんまり遅いから君を迎えに来たんだ
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私は花なんて貰っても嬉しくない
僕は花を買うお金もない
私は結婚なんてしたくない
僕は結婚する相手もいない
私はあなたのことが好きじゃない?
僕はあなたのことが好きじゃない?