詩人:halcyon | [投票][編集] |
君は歩く。
僕の前を歩く。
笑いながら、
怒りながら、
喜びながら、
哀しみながら、
そして、泣きながら。
僕は後ろでそれをみているだけだった。
でも、やっと分かったよ。
もう君の背中をみているだけではいられない。
「君の隣は、僕のモノ。」
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虐げて、奪って、取り繕って。
それでもまだ足りないの?[[大人になる]]ってそうゆうこと?
それでも、
自由を求めて手を延ばした先にあるのは、
大人への片道切符。
fifteen
後戻りは、もうできない。
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キスをする。
あたしはあなたに
キスをする。
1日の始まりに。
1日の終わりに。
もういないあなたへ、
心の中でキスをする。
あなたを忘れてなんかやらない。
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君はあたしの王子様。
たけど、君は。
硝子の靴をおとしても
林檎をかじって倒れても
茨のお城で眠り続けても
迎えになんか来てくれない。
そう。
だから待つのはもうやめた。あたしが君を迎えにいくわ。
願わくば。
君があたしの手をとってくれますように。
あたしが君の白馬のお姫様
「愛してる」
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あたしは君に恋をした?
君を愛しいと思った。君を失うのが嫌だと気付いた。
だって、これは
恋することなんでしょう?
だから、きっと。
これがあたしの初恋。
最初で最後の初めての恋。
「どうか、消えないで。」
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ね、知ってる?
イヴはね、
林檎を食べてアダムへの
愛に気がついたの。
あかいあかい禁断の実。
神様への裏切りの象徴よ。
でも。
神様を裏切っても愛すること、知ったのよ。
だからアダムと楽園を去った。
あたしは愛することを
知っている。
それは、イヴのおかげだと思う。
イヴが林檎を食べずにいたら、きっと、愛することなんて生まれなかったもの。
だから、ね。
あかい林檎は手にいれた。
あたしは、
楽園なんていらないの。
あたしを愛するあなただけ、
欲しい。