詩人:halcyon | [投票][編集] |
お魚が溺れる夜に
あなたとKiss
それ以上は
ミルク色のベッドの中でね
さぁ
何処へ行こう?
独りきりが淋しいなら
愛する人と手を繋いで
星をひとつ捕まえて
口笛で操るの
レモネードが冷めたら
また明日
詩人:halcyon | [投票][編集] |
あたし達は
時間を飛んで
新しい年に乗り移った。
でも、
どうせ今年も
日本ははちゃめちゃで
除夜の鐘を鳴らしても
煩悩はなくなら
なかっただろーし
(むしろ増えたかも)
地球も滅びないだろーし
息をつく暇もないほど
忙しいんでしょ。
それでも、
あたし達はしっかり
愛し合う予定です!
詩人:halcyon | [投票][編集] |
伸ばしたこの掌は、
夜空に
溺れる
星
を掬うことは出来ない
けれど。
君のぬくもりは
知っている
あたしはそれだけで
他に、
何もいらないと思うのだ
詩人:halcyon | [投票][編集] |
「お願い、があるの。」
そう言った私に
「何でもするよ」
と言ったあなた
あなたは愚かなくらい
馬鹿な人だから、
私が望めば言葉通り
何でもするでしょうね。
金のお城が欲しいといえば造ってくれるでしょう。
私が老いたくない
死にたくないといえば
不老不死にしてくれる
でしょう。
世界を敵に回してといえばそうするでしょう。
「死んで頂戴。」
そういえば命すら差し出してくれるのでしょう。
本当に馬鹿な人よね、
あなたって。
わたしは
ずっとずっとずっと
あなたしかいらないのに。
それ以外に、
何も望んでいないことに
気付かないなんて。
だから、ねえ?
ふたり手を繋いで
おうちにかえりましょう?
そして、
夜がくる前に私を捕まえてやさしくキスして。